世の中の女性の多くは、夫との死別を大きなリスクだと思っているようです。
確かに、夫との死別は大きなリスクです。子供が大学を卒業する前に夫が亡くなれば、経済的に困る過程がほとんどでしょう。
大辞泉でリスクという語を調べると、次のような定義が出てきます。
1 危険。危険度。また、結果を予測できる度合い。予想通りにいかない可能性。「リスクを伴う」「リスクの大きい事業」「資産を分散投資してリスクの低減を図る」
2 保険で、損害を受ける可能性。
おそらく、多くの人のイメージは「リスク=危険度」ではないでしょうか。
しかし投資においては、リスクという語の意味は少し違った使われ方をします。投資では「リスク=不確実性」なのです。特に収益の不確実性の事をリスクといいます。
実は、このリスクの定義は、私たちの知っているリスクという語のイメージと乖離することがあります。これは、次のような例を考えると分かりやすいのではないでしょうか。
あるA社の株式の株価を考えましょう。この株価は、1年後に50%の確率で10%値上がりし、50%の確率で10%下がることが分かっていたとしましょう。
また、別のB社の株価も考えます。この株価は、1年後に50%の確率で20%値上がりし、50%の確率で10%下がるとします。
この場合、直感的には、B社の方がリスクが小さい気がしますよね。損をする確率はA社と同じであるにも関わらず、儲かった時にはA社よりも大きく儲かるわけですから。
でも、リスクが収益の不確実性だとすると、実はB社の株式の方がリスクが大きいのです。1年後に予想される株価の幅が大きいですからね。
ちょっと納得しづらい人もいるかもしれませんが、実際にこのような定義の下で議論がされています。ですから、正確な定義を知らないと、間違った理解をする可能性があるわけです。
ただ、この正しいリスクの定義は、ちゃんとわかっていない人もいるようです。そして、ちゃんとわかっていない人が専門家として雑誌やテレビの中でコメントしている事があります。自分の本に堂々と間違ったことを書く場合もあります。
専門家風の人ですら、このレベルなのですから、一般の人だとさらに酷いことになっているのは容易に想像ができるでしょう。ですから、リスクについて人の意見を聞くときには、相手が正しい定義を分かった上で意見を述べているのかを判断する必要があります。それをしないと、こちらが間違った判断をする可能性があるわけですね。
世の中の女性の多くは、夫との死別を大きなリスクだと思っているようです。
確かに、夫との死別は大きなリスクです。子供が大学を卒業する前に夫が亡くなれば、経済的に困る過程がほとんどでしょう。
金利変動リスクというのは、その名称の通り金利が変動するリスクです。
投資の世界では、一般的には、不確実性のことをリスクと言います。その意味では、金利が変動するのは間違いなくリスクと言って良いでしょう。金利が変動するというのは、不確実ですからね。
不動産投資の特徴の一つは、レバレッジをかけた投資がしやすいという点にあるでしょう。レバレッジをかけるというのは、簡単に言うと、借金をして投資が出来るという意味ですね。
明治生命が一時払い終身保険の販売を制限するようです。
銀行で売る分を減らすようですね。
販売を減らす理由は、国債の下落の不安があるためとの事です。
国債をたくさん持っているので、金利変動があると保険会社が大損をする可能性があるわけです。
それを回避するための販売制限と言う事だそうです。
売れすぎるのも問題と言う事なんですね。
■ 明治安田生命、銀行窓口での保険販売を制限へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120212-OYT1T00439.htm
個人が投資する対象として、債券も候補の一つに挙がってくるでしょう。
債券を買うという行為は、簡単に言うと、国や企業にお金を貸す事です。
正確に言うと、通常の借金とはちょっと違う点もあるのですけどね。
最近は、マネー雑誌などを読んでいると、債券の購入を勧める記事を目にする事も多いです。
銀行預金ではほとんど利息が付きませんから、それよりも利回りが大きい債券は魅力的な商品のようにも思いますね。
さて、この債券は、個人の資産運用に向いている金融商品といえるのでしょうか?
個人的には、債券を直接買うのは難しいと思っています。
最近は個人向け社債と言って、個人を対象にした社債が販売されています。
ただ、何を持って個人向け社債と言うかは、正確な定義が無いようです。
100万円程度で購入可能な社債を個人向け社債と呼んでいるようですね。
この個人向け社債ですが、個人投資家から比較的人気が有る商品のようです。
銀行の預金や国債などと比べると、利率がいいのがその要因でしょう。
銀行預金や国債では、ほとんど増やす事ができませんからね。
さて、この個人向け社債は、私達にとって投資するに値する商品なのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
資産運用で大事なポイントの一つが、どの程度のリスクを取るのか決めることです。最悪の場合にどの程度の損失までなら許容できるかを、時間を掛けて、じっくり考える必要があるでしょう。
一般的な資産運用の本を読んでも、決まったルールは無いようです。正確に言うと、一応の説明は有るのですが、その説明に根拠があるようには思えません。「何となくこんな感じ」というのが著者の主観で示されるだけです。
ということは、自分が納得できるラインを決めるしかないわけです。
このページでは、具体的な資産運用について考えてみましょう。Aさん一家を想定し、余裕資金の1,000万円の運用について考えてみるのです。
【Aさん一家プロフィール】
・Aさんの職業は会社員、Aさんの妻はパートタイム、Aさんには小学生の子供が1人
・1000万円の預貯金
・1ヶ月の生活費は、月額25万円
・3年後に200万円の車を購入予定
・リスクは積極的に取れる
・100万円の借金がある
このAさんの場合、どのように資産運用したらいいのでしょうか?
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