資産運用をするときには、投資と投機の違いを理解しておくことが重要です。自分は投資をしていると思っていたのに、実はギャンブルに近い投機をしていたなんて笑えない例も多いですからね。
ちなみに、投資と投機を私なりに説明すると次のようになるでしょうか。
投資にはギャンブルのイメージが付きまといます。このギャンブルのイメージのために、リスクのある投資をかたくなに否定する人もいます。銀行預金や生命保険での貯蓄が好きな人は、特にそういう傾向があるようです。
特に、株式投資に対しては強い拒否反応を持っている人が要るようですね。株式の場合は、確かに大損をする可能性があります。例えば、リーマンショックの時や銀行の不良債権問題の時には倒産する上場企業が相次ぎ、株が無価値になったこともありました。そういうのを見ていると、危ない物に思えるのも理解できなくはありません。
これに対して、投資はギャンブルではないと主張する人もいます。こういう人たちは、長期で見れば株価は上がっていくから、ギャンブルとは違うという主張をします。
個人的には、投資はギャンブルだとする意見の方が説得力があるのではないかと思っています。これは、ギャンブルとうい単語の定義から、そう判断する方が自然だからです。
「ギャンブル」という語を大辞林で引くと「賭け事」と出てきます。そして「賭け事」を大辞林で引くと、「金品をかけてする勝負事。かけ。」と出てきます。
株式投資にしても投資信託にしても、金品を賭けてする勝負事であることに否定の余地は無いでしょう。ということはギャンブルは賭け事であるとしか言いようがないわけです。
反対派がいくら違うと言われても、言葉の定義の問題なので、覆すのはちょっと難しいと思われます。
ただ、投資がギャンブルだからといって、直ちに投資が悪いものだとも思いません。これも国語辞典の定義から判断するとそうですよね。「金品をかけてする勝負事。かけ。」とあるだけで、悪いことだとはどこにも書いてありません。
そもそも公営ギャンブルという公的なギャンブルがあるわけですから、単純に悪い事だと言えるはずがありません。ギャンブルが悪いとなると、宝くじも悪いと言わないといけませんしね。あれも金品を賭けてする勝負事には違いありませんから。
そして、ギャンブルがダメとなると、生命保険もダメだという事になってしまいます。というのも、生命保険というのもある種のかけだからです。
興味がある人は調べてみてください。お金の流れだけを見ると、生命保険と競馬や競輪に、大きな差がないことが分かるはずです。
もう一つ重要な点があります。投資はギャンブルではないという人たちが主張するように、投資はトータルでは儲かる事の方が多いのです。
もう少し正確に書きましょう。
短期の売買の場合は、何を買っても大体ゼロサムゲームになってしまいます。そうなると、手数料の分だけ負けることになります。これは、まさに、競馬などの公営ギャンブルと同じですね。まあ、競馬などと比べると、手数料は小さいことが多いですが。
しかし、金融商品の中には、長期で持てば確率的にプラスになるものも存在するのです。例えば、株式などはそのグループです。
長期で持てばプラスになるのなら、仮にギャンブル性があろうが、金融商品を買っても悪くは無いですよね。特に法的あるいは倫理的に問題があるわけでも無いわけですから、儲かることが正義だと考えて良いはずです。
そうであれば、ギャンブルであったとしても、投資をするのは正義という事になります。宗教的にダメというような場合を除いては、積極的に利用すべき仕組みでしょう。
もっとも、一部の商品は、長期で持ってもゼロサムというものもあります。FXなんかはそのグループですね。こういう金融商品は、ギャンブル性がある上に得でも何でもないわけですから、買ってはいけないわけです。
結論としては、ギャンブルであろうとなかろうと、確率的に儲かるのであれば投資をしない理由はありません。「ギャンブル」という言葉に必要以上にとらわれる必要は無いわけです。「仮にギャンブルだとしたら何か問題があるの?」という事です。
資産運用をするときには、投資と投機の違いを理解しておくことが重要です。自分は投資をしていると思っていたのに、実はギャンブルに近い投機をしていたなんて笑えない例も多いですからね。
ちなみに、投資と投機を私なりに説明すると次のようになるでしょうか。
世の中には、「投資=ギャンブル」と思っている人も少ないようです。そして、そんな危ない物には手を出してはいけないと、固く誓っている人もたくさんいます。
でも、投資というのは本当にギャンブルなのでしょうか。
投資と聞くとすぐにギャンブルに結びつける人がいます。そして確かに、投資と呼ばれるものの多くには、ギャンブル的な要素があるのは事実です。
一般的に投資では、いくらかのお金を出すと、増えたり減ったりしてお金が戻ってきます。これって、まさにギャンブルですよね。
短いスパンの株価の変動は予測ができないと言うのが、現在主流になっている考え方です。私個人としても、その考え方は基本的に正しいと思っています。
しかし、時には、あるていど可能性が絞れるような状況もあるのかもしれません。要人の意思決定や選挙などの結果で、株価が大きく上がるか下がるかというようなケースです。
宝くじ協議会というところが、ロト7の販売を計画しているようです。
細かい事はわかりませんが、1等の当選賞金の額を上げる方向みたいですね。
何でこんな事をするのかと言うと、人気が落ちつつある宝くじの販売のてこ入れするのが目的なのだとか。
新商品を出して、当選金額を上げて、購入者を呼び戻したいのでしょう。
■ 高額賞金の「ロト7」計画=売り上げ回復へ発売検討-宝くじ協議会
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012021100198
FX(外国為替証拠金取引)というのは、資産運用の手段として紹介される事があります。でも、実態としては、資産運用としてはギャンブルに近いものだと思ったほうが良いでしょう。
なぜFXはギャンブルなのでしょうか。株式投資と何が違うのでしょうか。
世の中には株式投資をギャンブルのようなものだととらえている人もいるようです。テレビのコメンテータをするような、識者と呼ばれる人の中にも、ギャンブルと決め付けて毛嫌いする人もいるようです。
本当に株式投資は、ギャンブルなのでしょうか。そして、毛嫌いされないと行けないほど薄汚いものなのでしょうか。
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