かんぽ生命の不適切営業が問題になっています。短期間に次々と契約を乗り換えさせていた問題ですね。
この問題を受けて、株価はどう変化したのでしょうか。チェックしてみましょう。
資産運用に株式を組み込むというのは、正しい戦略だと思います。
株式にはリスクもありますが、リターンも大きいですからね。資産を増やそうと思ったら、株式をいれたポートフォリオを作らないわけにはいきません。
また、GPIF や厚生年金基金などでも、運用するときに中心となるのは株式です。長年の実績という意味から見ても、株式を外すという選択は考えにくいと言って良いでしょう。
ただ、個人の資産運用で株式をいれる場合は、投資信託やETF を使うのが賢明です。個別株の売買をするのは、率直に言って、あまりお勧めできません。個別株というのは、トヨタ自動車とか、みずほ銀行のような、個々の企業の株式の事ですね。
その理由は簡単で、個別株でも投資信託でもリターンに大差はありませんが、リスクが全然違うからです。
投資信託は上手に使えば、分散投資の効果でリスクを減らすことが出来ます。しかし個別株は、個人では十分な分散投資は難しいでしょう。
手数料が小さくて済む分だけ、個別株の方が有利な側面もあるんですけどね。この点も、手数料の安い投資信託を選ぶことで、影響をかなり小さくすることが出来ます。
それに、外国株まで組み込むことを考えると、個別株ではかなり難しいですからね。株式を組み込む場合には、投資信託かETF を利用するのが合理的でしょう。
とは言え、個別株には個別株の楽しみ方がありますよね。財務諸表を読み込んで市場の認識とのギャップを見つけたり、予想される今後の経済情勢から値上がりする株を探したりというのは、結構楽しい作業です。
私個人は全くやらないのですが、テクニカル分析もそれなりに楽しいのでしょう。資産運用として考えたら投資信託が合理的だからといって、個別株投資を完全に捨ててしまう事も無いはずです。
ただ、個別株にどこまでのめり込むかというのは、なかなか難しい問題ですね。個別株がダメではないといっても、基本は投資信託を使って運用することになるでしょうし。
趣味として100万円程度で細々と売買していくのかなあ。それはそれで、あまり楽しくなさそうですね。もうちょっと大きな額を動かさないと、ゲームとしては楽しみが小さくなってしまいます。
この観点でも、個別株投資の位置づけは難しそうです。
かんぽ生命の不適切営業が問題になっています。短期間に次々と契約を乗り換えさせていた問題ですね。
この問題を受けて、株価はどう変化したのでしょうか。チェックしてみましょう。
カリスマと呼ばれる経営者が逮捕されると、株価にはどのような影響があるのでしょうか。
株式市場というのは、思惑で動きます。経営者の逮捕が会社の業績に影響が大きいと思えば、市場は過敏に反応するはずです。ですから、株価は大きく下落しても不思議ではありません。
逆に、業績にそれほどの影響が無いと思えば、ちょっとした下落くらいで終わりなのかもしれません。マスコミなどに祭り上げられてカリスマとされているだけで、実態はその人の貢献は大きくないという判断ですね。
2018年11月に、カリスマ経営者として知られる、日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されました。さて、株価はどう反応したでしょうか。
最近、ファストファッションについて調べ物をしていました。そこで、ユニクロを運営するファストリテイリングの売上高が約1.9兆円であることを知りました。
最初に数字を見た時には、特になんとも思っていませんでした。ただ、よくよく考えてみると、年間の売上が1.9兆円というのはとんでもない数字なような気がしてきました。
クックパッドが株主優待の内容を変更するという事です。簡単に言うと、保有期間が短い株主にとっては、不利な仕組みになるようですね。
具体的には、株式の保有期間が1 年以上の場合は、次のような優待があります。
しかし保有期間が1年未満だと、次のように優待内容がグレードダウンします。
比べてみると分かるように、プレミアムサービスの利用期間が1年から半年になるわけです。
株主優待を保有していれば、毎年株主優待はもらえるはずです。ということは、無料期間が1年有れば、実質的に無料でサービスを使い続けられるという事ですね。
しかし、株主優待をもらうために年に1回クックパッドの株を買ってすぐに売るような人は、実質的には半年間無料で利用できなくなるわけです。この株主優待に価値を感じているのなら、ちょっと気になる変更と言えるでしょう。
ところで、今回の変更ですが、何でこんな事をしたのでしょうか。株主優待を貰ったら、すぐに株を売ってしまう人が意外と多いからなのでしょうかね。長期保有している人と株主優待だけを目的にしている人では、やっぱり差別化したいですからね。
クックパッドの優待は、有料サービスの無償提供ですから、利回り換算をすることが出来ます。ダイヤモンド・ザイの記事によると、100株を1年以上保有している人の利回りは年利で4.47%だそうです。しかし、同じく100株で保有期間が1年未満の場合は、年利で2.23%まで下がってしまうようですね。1
年率換算で4.47%というのは、かなり有利な優待と言って良いでしょう。クックパッドのサービスを利用したい人なら、利用する価値がある優待と言えそうです。
もちろん、優待目的だけで株式を買うのはバカバカしい事だと思いますけどね。
郵便局で勧められて定額貯金を解約して郵政3社の株を買った人たちは、その後儲ける事が出来たのでしょうか。実は、悲惨とまでは言いませんが、かなり残念な未来が待っていたようです。
そして、大事なのはこれからです。うっかり買ってしまった郵政3社の株は持ち続けるのが良いのでしょうか?
2016年3月期決算で、ブックオフが赤字に転落したようですね。連結決算でみると、売上高が765.6億円だったのに対して、5.3億円の営業損失だったようです。
ちなみに、2017年3月期の第1四半期決算はさらに悲惨なようです。198.8億円の売上高に対して、営業損失が4.7億円も出ています。(2018年1月追記:2017年3月期は営業利益は何とかプラスになりました。ギリギリですけど。)
3ヶ月ほど前に上場された郵政3社ですが、その後の株価はどうなっているのでしょうか。気になったので、ちょっとチェックしてみました。
結論から書いてしまうと、3社とも見事に大幅下落していました。本当に3つとも、かなり大きく下がっています。
郵政3社の初値が売り出し価格を上回ったようです。売り出し価格というのは、IPO のときの取得価格ですね。公募価格とも言います。
ということは、IPO に当選してすぐに売った人は、少し儲けられた可能性が大きいわけです。まあ、これは、予想されていたことですけどね。
売り出し価格は低めに設定されるのが常ですから。例外もありますけど。1
マクドナルドに関して、面白い記事を見つけました。どんな記事かというと、財務諸表の数字を使って、マクドナルドの経営分析をしている記事です。
マクドナルド批判に関する記事は印象論に基づくものが多いだけに、数字を使った客観的な評価というのは非常に参考になります。そして、その数字を見ると、マクドナルドの経営の危うさがよく分かります。かなり危ない橋を渡ってきた感じですね。
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