‘ラップ口座・ファンドラップ’ カテゴリーのアーカイブ

ラップ口座・ファンドラップとは

ラップ口座というのは、凄く簡単に言うと、金融機関に資金の運用や管理を任せてしまう仕組みの事です。

ラップは、英語で書くと「wrap」で、「包むこと」というような意味ですね。サランラップのラップと同じです。包括的な口座なのでラップ口座というわけです。

ファンドラップというのは、ラップ口座の中でも、特に投資信託で運用されるものを言います。運用する対象を投資信託に絞っているので、比較的小さい額から受け入れてくれるようです。とはいっても、数百万円単位の額は必要でしょうが。

手数料が高い

全て任せてしまえるという事で、ラップ口座やファンドラップは人気があるようです。ただ、専門家の中には、かなり批判的な考えの人もいるようですね。

ラップ口座やファンドラップが良くないのは、何と言っても手数料が高い事です。特に、運用額が小さい場合は、それに対する手数料がかなり高くなります。

つまり、少額の場合はラップ口座やファンドラップは利用しない方が良いわけです。ただ、ラップ口座というのは、数千万円程度でも少額に入ってしまうでしょうけどね。

具体的にいくらというのは簡単に示せませんが、数億円単位の運用を任せるのでなければ、ラップ口座の利用は避けておいた方が良いでしょう。最近は優れた投資信託が多いので、投資信託で運用する方が賢明です。

ま、投資信託も投資信託で、問題がある投資信託も多いのですけどね。手数料が高すぎるとか。

毎月分配型投信、個人年金保険、ラップ口座は買ってはいけない| 金融庁にダメ出しされるダメ商品です

2017年11月3日 金曜日

経済評論家の山崎元氏が、「金融庁がダメ出しする運用商品ワースト3」というタイトルでコラムを書いています。具体的には、ダイヤモンドオンラインの「山崎元のマルチスコープ」の2016年9月21日の記事ですね。1

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  1. 金融庁がダメ出しする運用商品ワースト3
    ダイヤモンドオンライン 山崎元のマルチスコープ 2016年9月21日
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ラップ口座に対してマスコミが批判的なことを書くようになってきた

2015年11月18日 水曜日

少し前まで、大手マスコミはラップ口座のことを絶賛していました。「全てをプロに任せられる」とか「残高が既に○兆円」みたいな持ち上げる記事が多かったのです。

ラップ口座というサービスを認知させる片棒を担いでいたと言っても過言では無い状態でしょう。年金資金の運用先として、ラップ口座を選んだ人が多かったはずです。

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野村HDがラップ口座関連の新会社を設立| ラップ口座で一儲けできると考えているのでしょうね

2015年5月26日 火曜日

産経新聞によると、野村ホールディングスがラップ口座に関連した新会社を設立するようです。年内の設立を目指すという事ですね。

これに関連した産経新聞の記事を中心に、どんな会社を作るのかをチェックしてみましょう。1

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  1. 野村、ラップ口座で新会社設立へ 資産運用の裾野拡大で
    産経新聞 2015年5月25日 []

大和証券のファンドラップのキャンペーンを分析すると、色々なことが見えてくる

2014年10月17日 金曜日

大和証券の入り口で、ファンドラップに関するキャンペーンのチラシが配られていました。ファンドラップを新規で契約すると、最長で1年間、大和ネクスト銀行の円定期預金の金利が優遇されると言うものです。

このページでは、このキャンペーンについて見てみましょう。何故キャンペーン内容を見るかと言うと、キャンペーンの仕組みを見ると金融機関が考えていることが良く分かるからです。

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ファンドラップの手数料はビックリするほど高い| 月に数万円単位というレベルですよ

2013年9月3日 火曜日

ファンドラップは、プロに運用を任せるという意味で、投資経験がない人には嬉しい商品です。その一方で、手数料が高すぎるという批判があります。

ただ、手数料が高いと言われてもちょっとイメージが湧きづらいですよね。そこで、具体的な金額で示してみることにしましょう。

金融機関にかなりぼったくられているのが分かると思います。

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ラップ口座やファンドラップのデメリットは何だろう?

2013年9月3日 火曜日

最近、金融機関は、ラップ口座やファンドラップという金融商品の販売に力を入れいてるようです。

これらは一体、どんな商品なのでしょうか。そして、私たちが利用する価値はあるのでしょうか。

ちょっと確認してみましょう。

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ファンドラップってぼろい商売だよね│ 手数料を具体的な金額にしてみるとどれだけ手数料が高いのかよくわかります

2013年1月11日 金曜日

ファンドラップが人気のようです。金融機関は、かなりお金を集めているようですね。

確かに、ファンドラップはいい商品です。でも、「投資家にとって」ではありません。金融機関にとっていい商品なのです。なぜなら、手数料が非常に高いので、かなり儲けられるからです。

さて、手数料が高い金融機関が儲かる商品は、投資家にとっていい商品なのでしょうか。冷静になって考えれば、答えは簡単にわかりますよね。

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ファンドラップを使うよりもバランス型の投信を使えば良いんじゃないの?

2013年1月1日 火曜日

ファンドラップという商品をご存知でしょうか。すごく簡単に言うと、資産運用のプロが、あなたの代わりに投資信託を使って資産運用をしてくれるという商品です。

個人的にはかなり意外なのですが、このファンドラップはかなり人気があるようです。プロに任せられる安心感が受けているのでしょうか。

ただ、率直に言って、この商品は利点よりも欠点のほうが大きいと感じています。具体的に何が問題なのか、チェックシてみましょう。

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ラップ口座なんて良いこと無いと思うんだけどなあ

2012年12月30日 日曜日

運用資産の額を見てみると、ラップ口座を利用している人は少なくないようです。これは本当に意外です。

なぜ意外かと言うと、率直に言って、ラップ口座というのは、手数料の高い粗悪な金融商品としか思えないからです。ラップ口座の何が問題なのかを確認してみましょう。

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