日経新聞に興味深い記事が出ていました。中国の人件費が3年で6割も増えたと言うのです。3年で6割ってかなりのハイペースですよね。記事に書かれたことが本当なら、中国に生産拠点を持っている企業には大きな打撃でしょう。
■ 中国の人件費、3年で6割増 アジア新興国で最高
製造業の流出加速も
3年で6割も伸びたとすると、今後も人件費の伸びは続く可能性も大きいですよね。ということは、中長期的に見れば、かなりのコスト増要因です。多くの企業で中国での生産縮小も視野に入っているのでしょうね。利益率の低い軽工業だと特に。
中国の方がタイよりも人件費が高い
短期間で6割も人件費が増えたと言うのは確かに驚きです。しかし個人的にさらに驚いたのが、他国との人件費の比較です。既にタイヤマレーシアを上回る水準なのだとか。
タイヤマレーシアは、私の中では、かなり人件費が高い国という認識がありました。そこよりも既に中国の方が高くなってしまったのですね。
中国国内での商業活動は、もともと色々と難しい面があります。これだけ高コストになった後も、中国にとどまるメリットは大きいとは言えないでしょう。中国国内でも販売しているユニクロのような所は別にして、縮小は必然の流れでしょうね。
でも、外資が続々撤退するような事態になったら、中国経済は大丈夫なのでしょうか?中国政府としては、内需を増やして国内経済主導の成長をしたいのでしょうけどね。気になるところではあります。
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