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個人向け社債が人気!理由は愛称?

2014年の7月に個人向け社債を発行する企業が増えたのだそうです。 2013年7月に4社だったのが、2014年は7月途中の段階ですでに6社も社債発行を決めているそうです。発行額も増えていて、2013年7月は570億円だったのが、2014年7月は1,000億円を超えているのだとか。1

個人向け社債という金融商品の認知度が高まってきたということでしょうか。とはいえ、月間の発行額が1,000億円程度だと、金融商品としてはそれほど大きい額とはいえませんけどね。

個人向け社債とは

ちなみに、個人向け社債とはいったいどんなものなのでしょうか。特徴を確認しておきましょう。

とは言うものの、実は、個人向け社債に厳密な定義はありません。一般に100万円程度から投資できるものを個人向け社債ということが多いようです。個人でも購入できるように、小さい額で買える様にしているわけですね。

ただ、記事の中で指摘している個人向け社債が、これと同じ基準なのかどうかはわかりません。

愛称で売れたって本当?

ちなみに記事によると、個人向け社債の発行が増えている理由は、個人向け社債に愛称をつけたり優待制度を導入したりした結果なのだとか。ちょっと引用してみましょう。

今回の社債ブームには明確な特徴がある。個人投資家にも親しみやすい「愛称」と、社債購入者向けの「優待制度」だ。近畿日本鉄道は18日に総額300億円の個人投資家向け社債を発行した。3月に開業した超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市)にちなみ「あべのハルカスボンド」の愛称を付けた。社債の表面利率は年0.39%(期間4年)で、ハルカス内の「大阪マリオット都ホテル」の無料宿泊券などが抽選で当たる。31日に150億円の個人向け社債を発行する小田急電鉄の場合は「小田急箱根あじさいボンド」の愛称を持つ。抽選によるグループのホテル宿泊券や商品券の特典付きだ。

率直に言って、この指摘は本当なのか疑問が無いわけではありません。愛称や優待につられて債券を買おうと思う人がそんなにたくさんいるのか疑問なのです。

個人投資家向けに低額で買えるようになっているとはいえ、個人向け社債を買うには100万円単位で投資するわけです。愛称がついているくらいで投資する気になるのかと思うわけです。

ただ、確かに投資信託などでは、愛称をつけているものもたくさんあります。特に、投資経験が浅い人向けの投資信託だと、愛称がついていることが多いです。投資初心者には、それなりの効果があるのかもしれません。

個人向け社債は有利なのか?

ところで、人気の個人向け社債は有利なのでしょうか?有利な商品ならぜひ投資したいですよね。

記事によると、「あべのハルカスボンド」は償還まで4年の債券で、表面利率は年0.39%なのだそうです。これが有利なのかどうかを考えてみましょう。

例えば固定5年の個人向け国債の直近の利率は0.12%です。ということは、これと比べると社債の方が入りターンであることがわかります。もちろん、国債に比べれば遥かにハイリスクですけどね。

次に、変動10年の個人向け国債と比べてみましょう。直近の利率は0.37%ということです。大体同じくらいですね。

ただ、10年物の個人向け国債は変動金利ですから、単純に有利不利は言えません。償還までの期間も前々違いますからね。とりあえず、直近の金利だけで比べた場合は同じくらいの金利ということです。

私だったら変動10年の個人向け国債を選びます

さて、私個人が投資するとしたら、変動10年の個人向け国債を選びます。なぜかと言うと、個人向け国債は投資してから1年経つといつでも元本保証で解約ができるのです。そのときに、1年分の利息を手数料としてとられますが、それ以外のペナルティはありません。

仮に4年で解約した場合、1年分の金利を払うので、大雑把に言って3年分の利息が入ってくることになります。変動金利なので、厳密に3年分というわけではありませんが。

ということで、単純に入ってくる利息だけで比べると、「あべのハルカスボンド」の方が若干有利です。ただ、国債と社債のリスクを比べると、国債の方が遥かに低リスクです。ですから、多少リターンが小さいことに目をつぶっても、個人向け国債の方が有利だと思うのです。

また、4年間資金が固定される社債よりも、1年経過後はいつでも解約できる個人向け国債の方が流動性という意味でも優れています。


  1. 個人向け社債がブーム、キーワードは「愛称」と「優待制度」(エコノミックニュース)2014年7月27日 []

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