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個人投資家も物価連動国債の購入が可能に

物価連動債というタイプの債券をご存知でしょうか。名前から分かる方もいらっしゃるかも知れませんが、物価の変動に応じてリターンも変わるというタイプの債券です。

実はかねてから、このタイプの債券は大きなリスクを取りたくない個人投資家に向いていると思っていました。なぜなら、大きなリスクを取らずにインフレ対策をすることが出来るのです。

インフレ対策をするには、通常、かなり高いリスクを取らないといけません。その問題点を解決する商品として、注目していたのです。

個人も物価連動国債の購入が可能に

先日、この物価連動債に関して、大きな動きがありました。

日本国債の中にも物価連動国債はあるのですが、今までは個人は買うことは出来ませんでした。しかし、2015年1月から個人も買えるようになるというのです。

これからご説明しますが、物価連動国債は利用価値の高い債券だと思います。ですから、今後の動きには、ちょっと注目したいですね。

これまでは間接的にしか投資できなかった

これまでは、個人投資家は、物価連動国債を直接購入することは出来ませんでした。ただ、物価連動国債に全く投資できなかったかというと、そういうことでもありません。

ではどうしていたかというと、投資信託などを使って間接的に投資していたのです。投資信託の中には、物価連動国債のみに投資するものがあります。そういった商品を使って投資をしていたわけですね。

ただ、この場合は、非常に大きなコストがかかります。投資信託は手数料が大きい商品ですからね。

しかし今後は、個人投資家が自分自身で物価連動国債を買うことが出来るようになりました。ということは、余分な手数料を払わなくても、物価連動国債に投資できると言うことですね。

手数料がかかると言うことは、投資のパフォーマンスが悪くなると言うことです。ですから今回のニュースは、私達にとっては明らかにプラスのニュースと言えるでしょう。

物価連動国債なら低リスクでインフレ対策が出来る

さて、物価連動国債は、どんな点が優れているのでしょうか。凄く簡単に言ってしまうと、小さいリスクでインフレ対策が出来ると言う点が優れています。

通常、インフレ対策をしようと思ったら、ある程度のリスクを取らないといけません。なぜかというと、インフレに強いとされているのが、株式や不動産だからです。

ですから、状況次第では大きく元本割れをする可能性もあるのです。株式にしろ不動産にしろ、投資に失敗して大損をしたなんて話は珍しくも無いですよね。

ところが、物価連動債なら、大きなリスクを取る必要はありません。物価連動債は通常の債券のように元本保証ではないのですが、常識的に考えると、大きく元本割れするような可能性は大きくないでしょう。

ですから、大きくリスクを取りたくない人がインフレ対策をしようと思ったら、物価連動債が良いのです。

今まで個人は買えなかったのはなぜ?

上にも書きましたが、物価連動国債は、現在のところ個人投資家は直接投資ができません。でも、何で個人に売ってこなかったのでしょうか。

どうして個人に売らなかったのか、率直に言って理由が良く分からないんですけどね。色々考えてみましたが、納得いくような説明は見つかりませんでした。

実は、財務省の人もよくわかっていないのかもしれません。財務省出身である高橋洋一氏が今回の発表を受けて記事を書いていますが、彼自身もそも個人への販売に財務省が反対していた理由がよくわかっていないようなのです。1

財務省の役人が分からないのなら、私達に分かるはずもありません。何にしても、あまり合理的でないところで決まっていそうな気はします。

現在の経済政策を考えるとインフレ対策は重要

現在の政権は、マイルドなインフレを目指すと言う経済政策を採っています。世界的な傾向を見ると、政権が変わってもこのスタンスは大きく変わらない可能性が大きいでしょう。

となると、自分の資産を目減りさせないためにインフレ対策は必須と言うことになります。その意味では、非常に良いタイミングで、良い商品が購入できるようになると言うことですね。


個人投資家の債券投資| 賢い選択なのか?
  1. 物価連動国債の個人向け解禁 財務省が導入に反対した理由は?(zakzak)2014.05.23 []

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