このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

日本では2,000万人近くが株式売買の経験アリ?| ダウト!

@DIME の記事によると、4人に1人がインターネットを使っての株式売買の経験があるのだそうです。1 もう少し正確に書くと25.2%ということですね。ちなみに、調査はインターネットを使って行われたようです。

この調査って、どの程度信憑性があるものなのでしょうか?個人的には、かなり疑わしく感じています。もっと率直に言うと、デタラメなのではないかとすら思います。

投資信託などを含めれば、経験がある人はそれなりに多いのだとは思います。でも、株式売買に限定していますからね。これだけ多くの人が株式の売買経験があるとは思えないのです。

ちなみに、現在も株式投資をしている人は、18.1%もいるそうです。これも同様に疑わしいですね。

NISA口座はたかだか200万口座

このまままだと根拠の無い誹謗中傷なので、少し定量的に考えてみましょう。

日本の成人人口が1億人としましょう。そして、その25%が株式の売買をしているとします。そうすると、2,500万人の日本人が株式の売買の経験があるということになります。そして、18%が今でも売買をしているとなると、1,800万人が売買している計算になります。

ところで最近の報道によると、NISAの口座が200万口座をやっと超えたのだそうです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、NISA は投資信託や株式投資のための税制優遇口座です。

金融機関は相当の力を入れて口座開設競争をしています。ということは、株式の売買をするような人なら、この口座を作らない理由は無いでしょう。

それだけ力を入れいている口座ですら、ようやく200万口座なのです。しかも、この口座の利用者の多くは、投資信託を買うために口座を作っている人です。半分が株式投資目的だと仮定して、ようやく100万口座ということですね。

この事実から、2,000万人近い人が株式の売買をしているとは考え難いのです。

多分母集団の取り方がおかしいのだろう

こうやって記事にして公表するという事は、もちろん、それなりにちゃんと調べたのでしょう。でも、明らかにおかしな結果が出てしまっているように感じます。

どうしてこういうことが起きるのでしょうか。

こういうことが起こる原因は、多分アンケートをとる相手が偏っていたのでしょうね。そう考えるのが一番合理的でしょう。

平均的な日本人を代表するような人でない、偏った人たちに話を聞いたと考えられるのです。そうすれば、調査結果自体がおかしな事になってしまうのは当然です。

このことは、次のような例を考えると分かりやすいでしょう。

例えば、大学生がフランス語の辞書を過去1年間に買った経験があるかどうかを調査したかったとします。この時に、第二外国語でフランス語がある大学と無い大学では当然結果は違いますよね。どちらか片方の結果を持って、大学生全体のフランス語辞典の購買率は比較できないのです。

多分、今回の調査はこれに近いことが行われたのではないかと推測します。インターネットのアンケートサイトでも使ったのでしょうね。まあ、良くある話です。

注意しないといけないのは、結果をゆがめるためにこういう事を行う可能性があるという点です。意図的にアンケートをとる相手を偏らせる事で、恣意的な結論を出すため調査が行われることがあるわけです。

今回の件はそんなことは無いと思いますけどね。新聞報道を見ていると、かなり胡散臭く感じることがあります。テレビの方が酷いかな。

統計を持ち出す人には、こうした注意を怠らないようにしましょう。

  1. 4人に1人がインターネットでの株式売買経験あり(@DIME) []

株式投資をするなら、どの証券会社を選ぶ?

株式投資を考えている人には、SBI証券かGMOクリック証券がおすすめです。

個別株の売買や、ETF での運用を考えているのなら、手数料が安いGMOクリック証券を選ぶと良いでしょう。

投資信託を使って株式投資をするのであれば、SBI証券をおすすめします。取り扱っている投資信託の本数が多く、積立ての機能も充実しているのです。また、顧客満足度が高いことでも知られています。

スポンサードリンク

まずは確定拠出年金(個人型)を検討しよう

個人の資産運用で一番有利な金融商品は、何と言っても確定拠出年金(個人型)でしょう。いわゆるiDeCo のことです。

普通に働いている人なら、年間数万円から数十万円の節税が可能です。もちろん、完全に合法です。こんなに有利な金融商品は、他には存在しません。加入がまだの人は、とりあえず検討だけでもしてみてはいかがでしょうか。

iDeCo をはじめるには、窓口となる金融機関を選ばないといけません。お勧めはSBI証券かマネックス証券です。とりあえずは、資料請求だけでも。

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。