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何で資産バブルが起きてデフレが続くの?

アベノミクス批判の急先鋒として、浜矩子という方がコメントした記事を見かけることが多いです。最近テレビの報道番組は見ていないので分かりませんが、おそらくテレビにも多数ご出演なのでしょう。

以前私がテレビを見ていたころにも、何度か見かけたことがあります。そして、この時期にマスコミが、そんな人を放っておくわけは無いと思うのです。「アホノミクス」なんて言って煽ってくれる人は、テレビには貴重な人材でしょうからね。

アベノミクスに批判的な人は、どんなことを主張なされているか興味があって、いくつか彼女へのインタビュー記事などを読んでみました。でも、正直に言って、この方の主張が良くわかりませんでした。

デフレ下の資産インフレって何だ?

この金融緩和の結果、株や不動産などの資産、すなわち「カネの世界」だけがバブルに沸き、私たち庶民の毎日の生活に関係する「モノの世界」ではデフレが続くという、本来ならば起こりえないはずのことが、日本経済で起こってしまうのです。

■ 「アホノミクス」が5つの悲劇を引き起こす!
浜矩子がアベノミクスに反対する理由
(東洋経済オンライン)

何と言ってもよくわからないのが、この主張です。「デフレ下のバブル経済化」が起こると言っているわけです。

でも、こんなこと起こるものなのでしょうか?

例えば、インフレ期待とか成長期待があれば、株価が先行して上がることはありえます。今がそういう状態だと言っても良いでしょう。政権発足以降は、急激な株価上昇でしたからね。

でも不動産の価格って、そんなに簡単に上がるものでしょうか?まずここが疑問です。

そもそも、デフレ脱却の可能性が低い状態で、不動産価格って上がるのでしょうか?一般的には、不動産価格は景気判断と大体一致して動くのだそうですからね。1 この方の主張を実現するにはこの傾向を無視して、景気が良くない状態で不動産が良くなる事を想定すべきですよね。そんな確率が低そうなことが起こるとおっしゃっているのです。しかも、バブル的な上昇をするわけです。

ちなみに物価の上昇は、一般的に、不動産価格よりも遅れる傾向があるようです。株価の上昇が一番早いはずです。

ということは、株価が上がって不動産価格が上がったところで、物価が上昇する前に景気にブレーキがかからないといけないわけですよね。しかもそこまでは、株価と不動産価格はバブル経済的に上昇するって事ですよね。

こんなタイミングが良いことが起こるのでしょうか。あるいは、株式と不動産のバブルが続いた状態でデフレが継続するのかしら?どうなったらそうなるのか、ちょっと理解できません。

もう一つ分からないのが、仮に株価と不動産価格が先行してバブル的に値上がりしたとして、そのあともデフレが続くという発想です。不動産価格が急上昇しても、それが消費に向かわないといっているわけですよね。

これもちょっと理解し難いです。不動産価格が上がればマンション建設なども盛んになります。そうすれば、建設業にも家電業界にも家具業界にもプラスですよね。大きく成長しないまでも、デフレを維持するのは難しいように思います。

あともう一つ。株式投資で儲けたら、消費にも向かいそうなものです。それも無いと考えているのでしょうか。おっしゃっていることが、ぜんぜん理解できません。

もちろん、株価と不動産価格が急激に上昇し、その後急激に下落するようなケースもあるかもしれません。そうしたら、この方の言っているような状態になるのかもしれませんけどね。

確率的に考えると、起こりにくそうなことをあえて言っているような気がします。よくわからん。

これ以上は調べる必要も無さそうです

内容的に意味がありそうなら、ちょっと著書でも読んでみようとかと思っていました。でも、その必要も無さそうです。

この人の著書を読むくらいなら、他に読むべき本がありそうですし。

もうちょっと、客観的な証拠みたいなものがあれば、印象も違ったのかも知れないのですけどね。衝撃的な将来像だけを語られても、説得力は感じないなあ。

もちろん、大学の教授をされているような学者さんですから、ちゃんとした根拠は有るのかもしれないですけどね。

ちなみに、「「アベノミクス」の真相」という本も出されているようですが、その評価も低いようですね。しかも、評価が低い理由が、数字やグラフに基づいたものでなく客観性に欠けるから、と言うことのようです。

中には絶賛されている人もいるようですので、興味がある人は手にとって見てください。

  1. モニタリング指標としての不動産DI(不動産価格動向指数)の紹介 []

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