昨日の株価急落を含め、ここ最近、各相場が乱高下をしています。ドル円も101円台から103円台の間で大きく動いていますし、長期金利が急上昇する局面もありました。
こういった不安定な相場状況を受け、新聞や雑誌のサイトでは、今後の動きをアナリストに聞く記事が多数掲載されています。
ところが、アナリストの見解もまちまちで、プロでも将来の予想を出し難い状況のようですね。まあ、プロだからと言って、将来の株価が分かるというものでもないのですけどね。
それでも全般的には、現在は一時的な調整だという意見が強いようです。その後横ばいで動くケースを予想する人もあれば、更なる上昇を予想する人もいるようですね。
具体的にはこんな感じ
いくつか関連する記事のタイトルを紹介するので、興味があればタイトルで検索してみてください。
■ 日経平均が1100円超の激下げ!ITバブル崩壊以来の暴落 今後はどうなる?投資情報のプロ、フィスコの敏腕アナリストが斬る!(ザイ・オンライン)
この記事では、当面は波乱の展開と予想しています。ただ、長期的には上昇すると考えているようですね。
■ アベノミクス相場は終わっていないクリップする(東洋経済オンライン)
東洋経済はアベノミクスにネガティブな記事が多い印象です。しかし、この記事は株式市場に関して、かなり強気のスタンスです。誰が書いたのかと思って調べてみたら、山崎元の書いたものでした。
記事の中で、仮定をおいた上で、2万681円というのが日経平均の標準値だと計算しています。理論上はまだ大幅に安いという計算のようです。
■ 株・金利、今後どう動く? アナリストの見方は(朝日新聞デジタル )
アベノミクスの批判を展開している朝日新聞ですが、この記事ではそれほどネガティブなことは書かれていません。アナリストの予想として、年末の段階で「1万5500~1万6000円」と「1万5000円」という2つの予想を出しています。横ばいから、やや上昇という感じでしょうか。
ちなみに、長期金利は今よりも若干下がるというアナリストの見解を載せています。日銀の施策がうまく行くというよそうですね。
どうも、朝日新聞のスタンスに沿ったコメントはもらえなかったようですね。
それでも最後に「だが、予断は許さない。」と自社のスタンスをねじ込む所は流石です。
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