このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

賃貸住宅の更新料はどこまで取れる?

賃貸住宅の契約を更新する時、更新料を支払うことが多いです。この更新料は、いくらくらいまで請求できるものなのでしょうか。

実は、地方裁判所の判決ですが、これに関する判決が出ています。更新料が高すぎるとして、裁判を起こした人がいるのです。

賃貸住宅の更新料にはかなりの幅がある

賃貸住宅の契約を更新する時、更新料を払うのが一般的でしょう。実はこの更新料、地域差がかなり大きいようです。

東京近郊の場合は、家賃の1か月分というのが相場でしょうか。2年契約が多いですから、2年毎に1か月分の更新料を徴収されるという感じです。

しかし、もっと更新料が高い地域もあるようです。例えば、1年更新で1か月分の更新料を取るような地域や、2年更新で2か月分の更新料を取るところがあるようですね。

さらに高いところだと、1年毎に2か月分の更新料を取るところまであるのだとか。高!

1年で2か月分だと、実際の家賃は、見た目の家賃よりも2割高いという感じですよね。見た目の家賃が安いからと言って、迂闊に契約してはいけないわけです。

更新料の返還を求めた裁判が

さて2012年に、この更新料に関して、京都で裁判がありました。賃貸住宅の更新料が無効であると訴えた人がいるのです。

そしてこの裁判で、更新料が高すぎるとして、一部返還を命じる判決が出ました。京都地裁での判決ですね。1

賃貸住宅の更新料に関しては、かつて最高裁が有効であるという判断を示しています。ですから、更新料を取ること自体は問題にはならないはずです。

しかし今回のケースでは、更新料が高すぎるという事で、返還を命じる判決になったようです。金額の問題ということですね。

1年更新で3か月分の更新料

ちなみに今回裁判になったケースでは、1年ごとに更新する契約だったようです。そして1回の更新で、家賃の3ヶ月超の更新料を取っていたのだとか。

確かに、いくら何でも取りすぎな感じはしますね。家賃が約3割増になるような話ですからね。

上に書いたように、東京近郊だと、2年契約で更新料は家賃の1ヶ月分くらいが相場でしょう。その感覚で言うと、6倍もの更新料を取っていることになります。

もちろん、その分家賃が安かったり、地域差みたいなものもあるのでしょうけどね。関西は高いなんて話も聞いたことがありますし。

まあそれでも、取りすぎですよね。毎年家賃の3か月分も取られるとなると、生活にかなり影響します。

もちろん、事前にわかっていることなので、準備はできますけど。

毎年更新で2か月分なら大丈夫そうです

さて、今回の判決では、更新料はどの程度まで許されるかについても言及されています。

松本清隆裁判官は「今回の更新料は高額すぎる。上限は年間賃料の2割が相当」として、超過支払い分として計10万4400円の返還を命じた。

ということは、1年更新で2か月分は取ってもセーフだという事ですね。地裁の判決ですが、ある程度参考になるでしょう。

賃貸住宅への投資を考えている人は、頭の片隅に置いておいても良いと思います。まあ、常識的な範囲の更新料であれば、問題はないということでしょう。

逆に、更新料が高すぎれば、あとから裁判で取り返すことも可能だということですね。もっとも、裁判の費用や手間を考えると、多少の更新料が戻ってくる程度では割に合いませんけど。

家賃だけでなく更新料も考慮して住宅を決めましょう

上に書いたように、少なくとも年間家賃の2割程度までは、更新料が許されるとうことです。地裁の判断ですが。

仮にこれだけの更新料を取られるとすると、結構な金額ですね。生活に結構大きな影響が出そうです。

月10万円の住宅に住んでいれば、年間家賃は120万円です。その2割ということは、24万円もかかる計算です。

これだけのコストが掛かるとなれば、月々の家賃だけでなく、更新料を考慮して住宅を決める必要がありそうです。特に、更新して住み続ける可能性が大きいのであれば、更新料を月割りして家賃に上乗せして計算する程度のことはやっておいたほうが良さそうです。


  1. 毎年15万円の更新料は高すぎ…一部返還命じる
    読売新聞 2012年2月29日 []

スポンサードリンク

まずは確定拠出年金(個人型)を検討しよう

個人の資産運用で一番有利な金融商品は、何と言っても確定拠出年金(個人型)でしょう。いわゆるiDeCo のことです。

普通に働いている人なら、年間数万円から数十万円の節税が可能です。もちろん、完全に合法です。こんなに有利な金融商品は、他には存在しません。加入がまだの人は、とりあえず検討だけでもしてみてはいかがでしょうか。

iDeCo をはじめるには、窓口となる金融機関を選ばないといけません。お勧めはSBI証券かマネックス証券です。とりあえずは、資料請求だけでも。

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。