カクテルパーティー理論というのをご存知でしょうか。まあ、理論というほどでは無いのですが、興味深い経験則です。
カクテルパーティー理論とは
カクテルパーティー理論というのはどんなものかというと、「普段株の話をしないような人が熱心に投資の話をし始めたら、相場は終わりが近い」というようなものです。まあ、正確な文言は忘れてしまいましたけどね。大体こんな趣旨の経験則です。
この経験則は、アメリカの有名なファンドマネージャーだったピーター・リンチが、本の中で述べています。フィデリティのマゼランファンドという有名なファンドを運用していた人ですね。
英語版のウィキペディアを調べてみたところ、解説ページが作られていました。本も何冊も出している、アメリカの投資の世界では有名人です。
カクテルパーティー理論は経験則としては納得
この経験則に強い裏付けがあるとは思いませんが、言わんとしていることは理解できます。確かに、これまで株式を買ったことも無いような人が投資について語り始めたら、市場は過熱しすぎだと誰もが思いますよね。
売り時を判断する一つの材料としては、使ってもいいかもしれません。
まあ、日本人の場合は、人前であまりお金の話はしませんからね。アメリカと比べたら使えないのかもしれませんけど。覚えておいて損は無いでしょう。
ビットコインは売り時か?
さて、カクテルパーティー理論の状況にぴったり当てはまるのが、2017年末の日本です。普段は投資などに興味が無さそうな芸能人が、ネット番組の中でビットコインの話をし始めています。
地上波のテレビはあまり見ないので分かりませんが、もしかしたら、地上波のテレビでもビットコインの話をしているのかもしれませんね。
あ、そういえば、地上波でビットコインのテレビCMをやっているというのは耳にしました。やっぱり、相当の過熱感と言って良いでしょう。
実をいうと、芸能人がビットコインで盛り上がっているのを見て、カクテルパーティー理論を思い出した次第です。
私が見た、ビットコインにはまる芸能人
ちなみに、私がネット番組でビットコインを語っているのを見た芸能人は2人です。一人は「たむらけんじ」で、もう一人はキングオブコントで勝った「かまいたち」のどっちかです。1
ちなみに、たむらけんじは、普段から投資に関心があるようです。ですから、ビットコインに興味を持っていても不思議ではありません。カクテルぱてぃー理論には当てはまらないかもしれませんね。
しかし、かまいたちの方は、普段から資産運用に関心を持っているふうには見えませんでした。まさに、ドンビシャで、カクテルパーティー理論のシグナルのように思えます。
この他にも、よく知らない芸能人が、ブログでビットコインの記事を書いてるのも見かけました。
さて、今回もカクテルパーティー理論は当てはまるのでしょうか。半年も待ってみれば、こたえは出るかな。
- あまり熱心に見ていなかったので、どっちが言ったのか覚えていません [↩]
スポンサードリンク
まずは確定拠出年金(個人型)を検討しよう
個人の資産運用で一番有利な金融商品は、何と言っても確定拠出年金(個人型)でしょう。いわゆるiDeCo のことです。
普通に働いている人なら、年間数万円から数十万円の節税が可能です。もちろん、完全に合法です。こんなに有利な金融商品は、他には存在しません。加入がまだの人は、とりあえず検討だけでもしてみてはいかがでしょうか。
iDeCo をはじめるには、窓口となる金融機関を選ばないといけません。お勧めはSBI証券かマネックス証券です。とりあえずは、資料請求だけでも。

スポンサードリンク





関連した記事を読む
- カクテル・パーティー理論の証左なのか| 素人が株式投資に興味を持ち出したら相場は終わりかけている?
- 「ビットコイン」「仮想通貨」すっかり聞かなくなりました| 一時は芸能人まで騒いでいました
- 続・アナリストの株価や為替予想はやっぱり当てにならない
- 日本株の投資信託が売れすぎているのだそうです| やっぱり売り時は近いんだろうな
- 投資信託はアクティブかインデックスか?│ 個人的にはインデックスファンドでいいと思っていますけどね