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経済成長率と言うのは、いったい何の成長率なの?

経済ニュースなどを見ていると、「経済成長」という言葉が出てきます。

「経済成長」という語は、イメージとしては分かりやすいですよね。でも、厳密な定義は何かと聞かれると、答えられない人が多いのではないでしょうか。

そこでこのページでは、「経済成長」とは具体的に何を表すのかを確認してみることにしましょう。

経済成長率とはGDP の成長率の事である

デジタル大辞泉によると、「経済成長率」は次のように定義されています。

一定期間(四半期または1年間)に経済規模が拡大する割合。国民総生産または国民所得の実質値の伸び率で表す。

国民総生産というのは、GNP の事ですね。

ただ、この定義は少し古いのかもしれません。と言うのも、最近では国民総生産ではなく国内総生産を使うからです。国内総生産と言うのは、GDP の事です。

また、個人的には、経済成長率で国民所得を使う例と言うのは、率直に言ってあまり見たことがありません。

という事で、経済成長率と言うのは、「国内総生産の一定期間の伸び率」であると考えれば良いでしょう。

名目GDP GDP を使う場合もある

ちなみに、大辞泉の定義では、実質値を使うと説明されています。ただ、GDP には名目値というのも存在します。そして、経済成長率に名目GDP の変化率を使うこともあるようです。

ですから、ニュースなどで経済成長率と使われていた場合は、実質GDP を使っているのか名目GDP を使っているのか見極める必要があります。

まあ、大体は実質GDP を使う事が多いのですけどね。

四半期の場合は前期比なのか前年同期比なのかを意識する必要がある

経済成長率では、四半期ごとの成長を話題にすることもあります。例えば「2014年の7月から9月の成長率」と言ったものを考えることもあるわけです。

実は、四半期の成長率を考える場合は、ちょっと注意が必要です。と言うのも、四半期の成長率は前期比と前年同月比の2つが考えられるからです。2014年の7月から9月の成長率を考える場合、2014年の4月から6月と比べるのが「前期比」ですね。そして、2013年の7月から9月との比較をするのが、前年同期比です。

前期比も前年同期比も、どちらも使われることがあります。ちょっと問題なのが、前期比なのか前年同期比なのか、特に断りなく用語が使われることがあるところでしょうか。

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