クックパッドが株主優待の内容を変更するという事です。簡単に言うと、保有期間が短い株主にとっては、不利な仕組みになるようですね。
具体的には、株式の保有期間が1 年以上の場合は、次のような優待があります。
- 「クックパッド」プレミアムサービス利用
1 年間無料クーポン 1 枚 - 「株主様専用ご紹介クーポン」プレミアムサービス利用
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しかし保有期間が1年未満だと、次のように優待内容がグレードダウンします。
- 「クックパッド」プレミアムサービス利用
6 ヵ月無料クーポン 1 枚 - 「株主様専用ご紹介クーポン」プレミアムサービス利用
6 ヵ月無料クーポン 3枚
比べてみると分かるように、プレミアムサービスの利用期間が1年から半年になるわけです。
株主優待を保有していれば、毎年株主優待はもらえるはずです。ということは、無料期間が1年有れば、実質的に無料でサービスを使い続けられるという事ですね。
しかし、株主優待をもらうために年に1回クックパッドの株を買ってすぐに売るような人は、実質的には半年間無料で利用できなくなるわけです。この株主優待に価値を感じているのなら、ちょっと気になる変更と言えるでしょう。
ところで、今回の変更ですが、何でこんな事をしたのでしょうか。株主優待を貰ったら、すぐに株を売ってしまう人が意外と多いからなのでしょうかね。長期保有している人と株主優待だけを目的にしている人では、やっぱり差別化したいですからね。
クックパッドの優待は、有料サービスの無償提供ですから、利回り換算をすることが出来ます。ダイヤモンド・ザイの記事によると、100株を1年以上保有している人の利回りは年利で4.47%だそうです。しかし、同じく100株で保有期間が1年未満の場合は、年利で2.23%まで下がってしまうようですね。1
年率換算で4.47%というのは、かなり有利な優待と言って良いでしょう。クックパッドのサービスを利用したい人なら、利用する価値がある優待と言えそうです。
もちろん、優待目的だけで株式を買うのはバカバカしい事だと思いますけどね。
- クックパッド(2193)、株主優待の内容を変更!従来一律で自社サイトの無料クーポンをもらえたが、今後は継続保有期間でクーポンの有効期間が変化
ダイヤモンド・ザイ 2017年8月13日(日) 23:05配信 [↩]
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タグ: 株主優待





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