コマーシャルペーパーは、「CP」と略して表記されることも多いです。企業が発行する無担保の約束手形の一種です。割引方式で発行されます。
割引方式と言うのは、額面金額より低い価格で発行するという事ですね。額面と発行価格の差が、投資家の取り分となるわけです。その代わり、一般的な利息は付きません。
具体的に書くと、例えば、99円で発行して償還の時には100円を払うという事です。そうすると、差額の1円分投資家は儲けることになります。その代わり、利息は付きません。
コマーシャルペーパーは、企業が短期的な資金調達をするために使われます。具体的には、1か月や3か月程度のものが多いそうです。
コマーシャルペーパーは本来は社債として発行されるものですが、ウィキペディアによると「霞ヶ関における政治的な理由により、約束手形として構成されることとなった」のだとか。
まあ、短期の社債のようなものだと理解しておいても問題は無いでしょう。
発行体は優良企業に限られます。また、販売先は主に機関投資家に限定されるそうです。つまり、私たち個人投資家には特に関係が無いわけですね。
ただ、日本銀行の公開市場操作の対象になる事もあり、どんなものかは理解しておいた方が良いでしょう。大雑把な理解で十分だとは思いますけど。
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