デジタル大辞泉によると、証券とは「財産法上の権利・義務に関する記載のされた紙片」だそうです。法律による定義があるわけですね。最近は電子化がすすんでいるので、必ずしも「紙片」ではありませんけどね。
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証拠証券と有価証券
ちなみに、証券は「有価証券と証拠証券」の2つに分けることが出来ます。
証拠証券と言うのは、預金証書や借用書、領収書などの事を指します。さらに言うと、「ホテルのクロークの預り券やクリーニング屋の預り証(ウィキペディアより)」も証拠証券と言えます。法律関係の証明を容易にするための書面と考えると分かりやすいでしょう。
有価証券と言うのは、株式や債券などの事です。この他に、為替手形や小切手も有価証券です。さらには、商品券や図書券も有価証券に該当します。
一般に証券と言った場合、有価証券を指すことが多そうですね。
機能別の分類
有価証券は機能別に分類することが可能です。「貨幣証券」「商品証券」「資本証券」の3つに分けられます。
貨幣証券に分類されるのは、約束手形や小切手などです。金銭の支払いを目的とする債権の事ですね。
商品証券は「物財証券」とも呼ばれます。船荷証券や倉庫証券などが該当します。一定のサービスを受け取る権利を保障した証券です。
資本証券に分類されるのは、株式や債券などです。配当や利子などを請求する権利を保証する証券の事ですね。証券という語を一番協議に定義すると、この資本証券を指すこともあります。すなわち、狭義では「証券=資本証券」です。
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