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フィナンシャル・タイムズによるアベノミクスの評価は及第点と言うところか?

フィナンシャル・タイムズがアベノミクスの評価に関する記事を描いているのだそうです。それを紹介する記事が雑誌に載っていたので、引用したいと思います。1 英語の記事を読むのはかったるいですからね。

見通しは暗くない

まずは、全体的な見通しについてです。

日本については、〈アベノミクスは失敗に終わるか〉について予測。その答えは〈NO〉だという。

ということで、FTの評価としては、アベノミクスは成功するだろうという見通しを示しています。

インフレ目標は達成していないが

次に、アベノミクスの肝である、年2%のインフレについてです。これについては、現在のところで、実現できたとはいえない状況です。

ただ、FTは失敗したとも考えていないようです。

最大の目標だった2%のインフレ達成はできなかったが、これには原油価格暴落の影響もあるという。〈通常の尺度で測ったインフレ率は依然としてゼロ近辺で推移〉しているからだ。

要するに、いわゆるコアコアCPI で見るとデフレではなくなっているということですね。コアコアCPI と言うのは、食料とエネルギーを抜いて計算したインフレ率です。

この評価は日本のマスコミよりもフェアなものですね。日本のマスコミの一部は、決してコアコアの数字を紹介しませんから。アベノミクスが上手くいくと都合が悪い新聞社やテレビ局もあるようですし。

とは言え、インフレに関しては、まだ目標を達したとは言えません。というか、予定より遅れているのも事実です。

政府の借金は?

次に、政府の借金に関する記述があります。

一方で、対GDP比で公的債務は増えておらず、日本の企業は〈記録的な利益〉をあげている。アベノミクスの成果は一長一短だが、全体的には害するよりは良くし、そうした傾向が2016年も続くと見ているようだ。

この指摘は結構重要なんですよね。日本のメディアはあまり報じないんですけど。

実は、日本のプライマリーバランスに関しては、悪化していないんですよね。これも、日本のメディアは伝えてくれないのですけど。

さらに言うと、いわゆる通貨発行益のために、政府の借金と言うのは実質的にはかなり減っています。それどころか、あと数年で政府の借金も無くなってしまう可能性があるのです。

この記事ではそこまでは指摘されていないようですが、この点もとても重要でしょう。

消費税が一番の懸念材料

問題は、むしろその後、安倍首相が消費税を引き上げるとしている2017年以降にあるとFT紙は指摘する。14年の8%への引き上げは、悪いタイミングで〈人々のポケットからお金を奪ってしまったのだ〉とも断じる。

最後に消費税に関して触れられています。記事で指摘されているように、消費税を10%にするかどうかは、かなり大きな問題でしょう。

ただ、個人的には、消費税10%への引き上げはもう一度見送られるのではないかと思っています。2016年にいわゆる衆参同日選が行われれば、そのときの争点は消費税の延期になると予想するからです。

また安倍首相は、リーマンショックのようなことがあれば消費税アップは延期するという趣旨の発言をしています。そして、現在の国際情勢を見ると、リーマンショック以上のことが起こっても不思議では無い状態になっています。日本以外のあっちこっちで軍靴の音が聞こえますよね。

以上のような理由で、今回の消費税アップはスキップされそうな気がしています。ただ、万が一消費税が上がると、アベノミクス的にはかなりの不安要素にはなりそうですね。

民主党政権が糞がつくほど弱いので、それでも安定した政権運営はできるのでしょうけど。


  1. 週刊文春2016年1月14日号『THIS WEEK 国際』より []

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