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郵政3社(特に日本郵政)の株価はまともに考えると高すぎるんだよね| 短期的には理論どおりに行かないのが株式投資ではあるんだけど

IPO を終え順調な値動きをしている郵政3社ですが、早くも試練のときが来たようです。2017年の9月の中間決算で、日本郵政は218億円の経常損失でした。かんぽ生命とゆうちょ銀行も、減益だったそうです。1

逆に言うと、良いタイミングにIPO をしましたね。この状況が予想できたから、中間決算前のIPO だったのかもと、疑いたくなります。

株式投資という観点からすると強い売り材料

これって、株価的に考えると、非常にマズいニュースです。というのも、以前この3社のPER を調べたところ、いずれもやや割高だったからです。

今後成長できるのであれば、PER が割高であるのは許容できます。しかし成長しないとしたら、PER が高い状態を続けることは不可能です。

さらに言うと、赤字に転落すると、PER 自体の計算すら出来なくなってしまいます。

ということで、常識的に考えると、郵政3社の株価は高すぎるという話になるわけです。将来的に成長性の低い会社の株が高いというのは、論理的に矛盾する話ですからね。

ざっくりとした情報だけを元に判断すると、郵政3社は売るべしとなるわけです。

もちろん、私が知らない情報が何かあって、今後の成長を予想している人もいるのかもしれません。細かい財務分析をしているわけではありませんから、そういうことは起こりえます。

でも、そういう情報を持っていない私のような人は、こういう株に手を出すべきではありません。仮にこういう株をもっていたらすぐ売るというのが、常識的な判断でしょう。

少しでも儲かっている今なら、売りやすいですしね。

必ずしも理論どおりに行かないから将来予想は難しい

常識的に考えると、早い時期に売っておくのが正解という結論でいいのだと思います。

でも、常識的に動かないのが短期的な株価です。少なくとも短期的には、今後も上がる可能性はあるでしょう。

まあ、それでも、売っておくのが正解ですけどね。仮に上がったとしても、それは仕方が無いと割り切るべきでしょう。そういうことが起こりうるのが株式投資ですから。


  1. 日本郵政は減収減益 金融2社の不振が響き、3期連続最終減益
    産経新聞 2015年11月13日 []

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