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債券と債権の違いは?投資知識が無い人にはわかり辛いのかもね

Yahoo!ニュースの中で、日本テレビの映像ニュースが扱われていました。そのタイトルは「ウソの債券話で計2億円詐取した男を逮捕」というニュースです。最初の部分は次のような感じです。

 都内に住む72歳の女性が、ウソの債券購入話で2億円をだまし取られる事件があり、警視庁は現金の受け取り役をしたとして、23歳の男を逮捕した。

このニュースは、実は最初は「債券」ではなく「債権」という単語が使われていました。完全な誤字ですよね。さすがに気づいて直したらしいです。

でも、「債券」と「債権」の違いは、確かにわかり辛いですよね。多少投資に興味を持っているでも、誤用する可能性はありそうです。まあ、テレビ局が間違えるのは論外ですけどね。

このページでは、この2つの単語の違いについて確認しておきたいと思います。

債権とは

まず債権は、大辞泉には次のように定義されています。

財産権の一。特定人(債権者)が他の特定人(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利。金銭を貸した者が借り手に対して、その返還を請求する権利など。⇔債務。

「⇔債務」という書き方がわかりやすいでしょうか。債務というと、要するに、誰かに対する借りのことですよね。ということは債権は、誰かに対する貸しのことです。正確な定義はともかく、この程度の理解をしておけば十分でしょう。

債券とは

次に債券ですが、大辞林には次のように定義されています。

国や地方公共団体,金融機関や企業などが資金調達のために発行する有価証券。ボンド。 → 国債 ・ 地方債 ・ 社債 ・ 金融債

債券と言うのは、ようするに、国や地方自治体、企業などの借金の一種ですよね。国債や社債などの総称だと理解するとわかりやすいでしょう。

意味合いも似ている部分がある

債券も債権もどちらもお金の貸し借りが絡んできます。似ている部分がある単語ですよね。ですから、今回の日本テレビのように混同するケースが出てくるのでしょう。

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