個人投資家の債券投資| 賢い選択なのか?

債券への投資は個人投資家には向かない

最近は個人が買える投資信託が増えて来ました。一部の社債も購入できるようになりましたし、ネット証券では外貨建ての債券の取り扱いも多いです。

ところで、個人投資家が債券を使って投資をするのは賢い選択なのでしょうか。率直に言って、個人投資家が使うには、色々と問題があるようです。

利率が高い外債は有利?

外債の中には、円建ての債券と比べて利率が大幅に高いものがあります。この手の債券は何となく有利そうな感じがしますよね。

でも、本当にこういう債券は有利なのでしょうか。賢い選択なのでしょうか。

債券投資の考え方

債券投資は「安全性」「収益性」「流動性」に優れているといわれています。ただ、3つとも同時に兼ね備える債券というのは存在しません。安全性の高い債券は収益性に劣るものです。大事なのは、これらのバランスを考えることです。

さらに言うと、安全性も収益性も低いような債券もあります。こんなものをつかまされたら最悪ですよね。

物価連動国債は利用価値が高そう

個人的には、個人投資家は債券への投資は控えるべきだと思っています。個人投資家にとっては難しすぎる商品だと思うのです。

しかし一部の債券は、例外的に、個人でも積極的に利用すべきだと思っています。そのうちの一つが、物価連動国債です。低リスクでインフレ対策が出来る優れた商品です。

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まずは確定拠出年金(個人型)を検討しよう

個人の資産運用で一番有利な金融商品は、何と言っても確定拠出年金(個人型)でしょう。いわゆるiDeCo のことです。

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iDeCo をはじめるには、窓口となる金融機関を選ばないといけません。お勧めはSBI証券かマネックス証券です。とりあえずは、資料請求だけでも。

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