投資信託を使って資産運用するときの基礎知識

投資信託にデメリットは無いのでしょうか?

投資信託は私たちの資産運用に向いた商品とされています。専門家が運用してくれるとか、小額から投資できるとか、分散投資ができるなどのメリットがあります。

では、投資信託にはデメリットは無いのでしょうか?メディアなどではメリットが強調されることが多く、デメリットが指摘されることは少ないですよね。

投資信託の売買でどの程度の手数料を取られるの?

投資信託ではかなりの手数料を取られています。しかも、手数料を取られていることが気づきにくい仕組みになっています。手数料が高いことで、運用のパフォーマンスは相当悪くなっていると考えてよさそうです。具体的に、どの程度の額が手数料で取られるのでしょうか。

資産運用が面倒な人はバランス型の投信を利用しよう

リスクを抑えた運用をする為には、分散投資が必要です。そのためには、通常、投資信託は複数本を組み合わせて運用する必要があります。こういった手間を省く方法の一つに、バランス型ファンドの利用があります。バランス型というのは、日本株や外国株、債券などの複数の分野に投資する投資信託です。これを使う事で、1本の投信で分散投資が可能になるのです。

これから株価が上がると思っていればブル型の投資信託を選ぼう

安倍政権発足以来の株高を受けて、日本株のブル型の投資信託が人気のようです。ブル型の投資信託というのは、デリバティブを使って株価が上昇すると通常の株式投資以上に儲かるタイプの投資信託です。ただ、これが正しい選択なのかは、個人的にはよくわからない部分が大きいです。株式相場を予想するのは、簡単なことではありませんから。

楽天証券の人気投資信託ランキング

楽天証券からのメールに、投資信託の売れ筋ランキングが載っていました。それによると、2位と3位は日本株の投資信託です。これは民主党政権のころには考えられなかった順位ですね。その一方で、1位には悪名高い「毎月分配型」かつ「通貨選択型」の投信が入っていました。未だにこういう投信に人気があることに驚きです。

長期投資が出来るはずの投資信託だけど平均寿命は7年弱

投資信託は長期投資に向いた金融商品だといわれることがあります。しかし、多くの投資信託は10年ももたずに消えていくのだそうです。これではとてもではありませんが、長期投資なんて出来ないですよね。どうしたら良いのでしょうか。

信託報酬が安いインデックスファンドが増えている

最近になって、信託報酬の安いインデックスファンドが増えているようです。日本株のインデックスファンドだと、年0.3%を割るような安いものまで現れました。長期投資を考える人には朗報と言って良いでしょう。手数料の差が、パフォーマンスに大きな影響を与えることも考えられますから。

外貨建てのETF は小額投資の個人投資家には意外と手数料が高くつくかもよ

外国株や外国債券に投資する場合は、海外のETF を使うという手もあります。そういう方法をすすめている書籍や雑誌も少なくないようですね。しかし、海外のETF を使うと言うのは、賢い方法なのでしょうか。手数料を比較してみると、必ずしも有利とはいえないケースもありそうです。

信託報酬は投資信託の中で最大の手数料

信託報酬は投資信託の手数料の中で最大のものの一つです。どんな手数料でどのくらいの負担になるのでしょうか。ざっくりと見てみましょう。

ETFは初心者向けの金融商品ではないのでしょうか?

世の中には、ETF と呼ばれる投資信託は、初心者には難しいと考えている人もいるようです。でも、そういう認識を持つのはもったいないことです。ETF はどんな人にも利用できる上に、手数料が安い非常に有利な商品です。

スポンサードリンク

まずは確定拠出年金(個人型)を検討しよう

個人の資産運用で一番有利な金融商品は、何と言っても確定拠出年金(個人型)でしょう。いわゆるiDeCo のことです。

普通に働いている人なら、年間数万円から数十万円の節税が可能です。もちろん、完全に合法です。こんなに有利な金融商品は、他には存在しません。加入がまだの人は、とりあえず検討だけでもしてみてはいかがでしょうか。

iDeCo をはじめるには、窓口となる金融機関を選ばないといけません。お勧めはSBI証券かマネックス証券です。とりあえずは、資料請求だけでも。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。