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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)とは

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF:Government Pension Investment Fund)は凄く簡単い言うと、公的年金の運用をする機関です。最近テレビや新聞のニュースで見かける事が多くなった組織なので、覚えておくことをお勧めします。

ちなみに、GPIF 関連のニュースは、注意をしてみる必要があります。なぜかというと、運用をして損失が出た時だけ大きく取り上げられる傾向があるからです。

その一方で、運用して大きな利益が出ても、ほとんど取り上げられることはありません。つまり、GPIF は運用の失敗ばかりしていると思っている人が意外と多いのです。

はっきり言って、マスコミによる偏向報道なんですけどね。GPIF にからめて、政権批判をしたいのでしょう。

ただ、株式のようなリスク資産で運用するのが嫌いな人が共感するので、この手の報道は好意的に受け止められることの方が多いようです。でも、投資家の立場からしたら、この手の偏向報道に惑わされるのは危険です。運用が上手くいっているときも失敗した時も、中立的な視点を持つように心がけることが大事でしょう。

まあ、最初から偏向報道が多いと知っていたら、騙される確率も小さくできるでしょう。

GPIF の運用はまずまず上手くいっている

ちなみに、GPIF の運用は、実際のところはどんな感じなのでしょうか。2011年度からの収益率は、次のようになっています。

このように、誰がどう見ても運用は上手くいっています。ただ、2015年度のマイナスだけをことさらに取り上げて報じるので、運用が上手くいっていないと思ってしまうわけですね。

ちなみに、第2次安倍内閣が発足したのは2012年の末で、その前には期待から株価が大幅に上がっていました。ということは、2012年からの好調は、アベノミクスの影響が大きいと考えて良さそうですね。

株価が上がっても庶民には関係ないという人がいますが、年金の運用が上手くいくなら、庶民にも関係しますよね。

まあ、逆に言うと、GPIF が最近上手くやっているのは、安倍内閣のおかげという言い方も出来ますけどね。例えば民主党政権の時代だと、こんなに上手くはいっていませんでした。

GPIF の運用は参考になるところも

ところで、GPIF 資産運用は、私たちにも参考になるところがあります。例えば、GPIF が想定する期待収益率が分かるので、それをもとに投資の計画を立てることが出来るのです。

ちなみに、資産別の期待収益率は、次のようになっています。

この他にも、各資産のリスクや相関係数の推計もされています。また、実際のGPIF のポートフォリオも後悔されています。ということは、自分のポートフォリオを考える際にも参考になるという事です。

まあ、これをやるにはある程度の金融リテラシーが無いと厳しいですけどね。勉強している人なら参考になるでしょう。

新聞やテレビの報道を見ていると株価は常に下がっているような気になってくる

2017年11月2日 木曜日

テレビや新聞のニュースを見ていると、株価は常に下がっているような気になってきませんか。というのも、マスコミが大きく報道するのは、大きく下げた時ということが多いからです。

ああいったニュースを見ていると、株式投資なんてやっていて大丈夫なのかという気になってきますよね。非常に精神衛生上よくありません。

なぜ株価が下がったときだけ、大きく報じるのだろう?

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公的年金の運用資金で株式への直接投資?厚生労働大臣は何考えてんだ?

2014年9月13日 土曜日

塩崎厚生労働大臣は、公的年金の運用資金で株式への直接投資を考えているようです。

現在、公的な年金の運用資金はGPIF というところが運用しています。株式などのリスク資産への投資もあるのですが、投資信託的なものを通して運用している状態です。しかも、インデックス運用と言って、TOPIX などの株式指数と連動するように運用されています。それを、個別の株式まで広げたいと言うのが大臣の意向のようですね。ロイターが伝えています。1

塩崎恭久厚生労働相の下で初となる社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会が18日に開催される。部会では、これまで「禁じ手」だったGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)による株式への直接投資についても議論される見通し。

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  1. アングル:GPIFの株直接投資、予想される「紆余曲折」(ロイター)2014年9月12日 []

「貯蓄から投資へ」って本当?│ 庶民には貯蓄の方が優先順位が高いはず

2012年12月20日 木曜日

バブル崩壊以降、「貯蓄から投資へ」ということをいう人が増えました。金利の低い銀行預金ではなく、リスクを取って投資をしようという考え方です。

具体的には、預金をやめて次のような金融商品への投資をすすめる事が多いようです。

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金融資産500万円の家庭の株式投資

2012年4月16日 月曜日

「標準的な家庭の株式投資」のページで見たように、ある程度の金融資産を持っている人は、株式投資をした方が良いでしょう。株式投資には、株式で運用する投資信託を含みます。

このページでは、この点を、さらに突き詰めてみましょう。金融資産500万円程度の家庭について考慮してみることにしましょう。

同じくらいの金融資産でも、実は、年令などによって、状況がだいぶ違ったりするのです。

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