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GDPとは

GDP はGross Domestic Product の略語です。日本語だと国内総生産と言います。どんな指標かというと、国内で生み出された付加価値を表すものです。

経済指標の中では、もっともよくつかわれるものの一つでしょうね。実際、新聞やテレビの経済ニュースでも、よく見かけます。

日本の国内総生産は、内閣府が推計し、発表しています。ただし、詳細な計算方法に関しては公開されていません。

GDPと経済成長

経済ニュースなどで経済成長率という場合は、GDP の成長率のことを指します。もう少し正確に言うと、名目成長率は次のように定義されます。

名目成長率(%)=(今年の名目GDP-去年の名目GDP)÷去年の名目GDP×100

名目GDP というのは、日本の名目GDP であれば、その1年で生み出された円ベースの付加価値の事を言います。最近の日本だと、大体500兆円ていどだと覚えておくと便利でしょう。

成長率には実質成長率というのもあります。これは、次のように定義されます。

実質成長率(%)=(今年の実質GDP-去年の実質GDP)÷去年の実質GDP×100

実質GDP というのは、物価の影響による変動を取り除いたGDP です。ということは、実質GDP というのは、物価の影響を取り除いた成長率だという事が出来ます。

GDPデフレータとは

GDP に関しては、GDPデフレータという指標も存在します。GDPデフレータというのは、次のように定義される指標です。

GDPデフレータ=名目GDP÷実質GDP×100

GDPデフレータの変化を見ると、物価の変動が分かります。ですからGDPデフレータは、企業物価指数や消費者物価指数と同様、物価指数の一つであると考えられます。物価の議論をするときに、GDPデフレータが使われることがありますね。

ちなみに日本の内閣府では、GDPデフレーターを直接作成しているわけでは無いようです。「構成項目ごとにデフレーターを作成して実質値を求め、(名目値)/(各構成項目の実質値の合計)として逆算」しているのだとか。この他にも、国によって異なる方法が使われているようですね。

ロシア経済ってかなりしょぼい| 韓国やオーストラリアと大差がありません

2017年9月16日 土曜日

世界レベルの大国というと、あなたはどこの国を思い浮かべるでしょうか。

当然、最初に思いつくのがアメリカですよね。2番目は中国と答える人が多いでしょう。

そして、3番目の大国として、ロシアを上げる人も少なくはないはずです。ソ連時代にはアメリカと並ぶ大国とみなされていましたし、今でも軍事力はかなりあるようですから。

でも、経済で見ると、ロシアの力はかなり残念なものなのです。大国のイメージはまったくありません。

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経済成長率と言うのは、いったい何の成長率なの?

2017年8月28日 月曜日

経済ニュースなどを見ていると、「経済成長」という言葉が出てきます。

「経済成長」という語は、イメージとしては分かりやすいですよね。でも、厳密な定義は何かと聞かれると、答えられない人が多いのではないでしょうか。

そこでこのページでは、「経済成長」とは具体的に何を表すのかを確認してみることにしましょう。

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四半期GDP の速報値、1次速報と2次速報で大きく異なることがあるのは何故?

2017年8月24日 木曜日

四半期ごとのGDP は、1次速報、2次速報と言った形で発表されます。そして、この1次速報と2次速報の間には、かなり大きな差があることもあります。

このページでは、最近のGDP統計を調べることで、1次速報と2次速報にどの程度の差があるのかを確認してみましょう。その上で、どうして1次速報と2次速報の値が違うのか確認してみたいと思います。

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GDP(国内総生産)を発表するタイミング| 最終的に確定するには2年以上かかる

2017年8月24日 木曜日

テレビの経済ニュースなどを見ていると、GDP(国内総生産)の統計に関してのニュースを伝えている事があります。その中で、「上方修正」とか「下方修正」と言った形で、以前発表されていた数字が訂正されるのを目にしたことがあります。

例えば、「速報値では前年比2.0%増と発表されていたが、前年比0.5%に下方修正された」というような感じです。酷い時には、年率換算で数パーセント上方修正や下方修正がされることがあります。

なぜこのような事が起こるのでしょうか。

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中国のGDP は約半分が不動産投資によるものなんだってね

2013年8月7日 水曜日

ある本を読んでいたら、中国のGDP が46%が不動産投資というような記述がありました。国内で生み出される付加価値の約半分が、不動産関連のもので占められるという事ですよね。

半分が不動産関連の投資と言うことになると、中国のGDP 自体がかなり張りぼてのような感じですよね。ですから率直に言って、この記述はにわかには信じられませんでした。

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