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投資信託にデメリットは無いのでしょうか?

投資信託は多くの人が知っている金融商品です。初心者向けの金融商品として勧められることがある人も多いでしょう。実際に投資をしている人もいらっしゃることと思います。

多くの人が利用している商品だという事は、それなりにメリットがあるということです。実際、投資の手軽さ、専門家による運用、小額で分散投資が可能など、メリットを挙げるのは簡単です。

では、投資信託にはデメリットは無いのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。どんな商品にもメリットがあればデメリットもあるものですからね。しかも、実は、かなり大きなデメリットがあるのです。

手数料が高い

投資信託の最大のデメリットは、手数料が高いことでしょう。全ての投資信託の手数料が高いとは言いませんが、かなり高い割合で投資するには不適格なほど手数料が高いです。

他にも挙げればデメリットは色々あります。でも、手数料が高いことに比べれば細かい話と言って良いでしょう。

これは逆に言うと、手数料が安い一部の投資信託は、投資する価値がある商品だとも言えます。ですから、投資信託を利用する時には、手数料をチェックすることを忘れない姿勢が大事です。

手数料が高いという事は、期待される収益が小さくなるということです。手数料の分だけ私たちの利益が減るから当然ですよね。つまり、手数料が低い他の商品に比べ、ハイリスク・ローリターンになるとも言えるのです。

ハイリスク・ローリターンであれば、そんな商品は避けるべきですよね。となると、投資信託は買うべきではないという話になるわけです。

実際にどの程度の高さなのでしょうか?

投資信託の手数料は、どの程度かかるのでしょうか?具体的に見てみましょう。

モーニングスターのサイト内では、投資対象別の信託報酬の平均が紹介されています。「投資対象別アクティブファンドの信託報酬率とパフォーマンスの関係」というページですね。

信託報酬というのは何かというと、運用額に対する1年間の手数料の割合だと思えば良いでしょう。信託報酬が年1%で、運用している額が100万円だとすると、年間1万円の手数料が取られるというイメージです。

さて、「投資対象別アクティブファンドの信託報酬率とパフォーマンスの関係」によると、信託報酬の平均は次のようになっているようです。

国内株式:年1.51%
国際株式:年1.62%
新興国株式:年1.84%
国際債券:年1.23%
新興国債:年1.43%

この数字だけではよくわからないと思いますが、この手数料はかなり高いと考えられます。

投資の用語に期待収益率というものがあります。これは、ある投資をした場合、1年間に何パーセント程度の収益が期待出来るかという数字です。

例えば、債券の場合、期待収益率は国内のものでも外国のものでも2%前後だと考えられます。これは100万円債券で運用すると、1年後に102万円程度に増やすことが出来るということですね。もちろん、運用結果はばらつきが有りますので、期待の平均が2%ということですけど。

さて、上の債券投資信託の信託報酬を見てみると、外国債券の信託報酬は1%台であるのが普通です。ということは、投資信託で債券に投資しても、ほとんど儲けられない可能性が高いということです。

外国の債券は、当然ですが、為替変動のリスクがつきまといます。結果的に損をする可能性も大きいのです。まさにハイリスク・ローリターンですよね。

株式の場合はもう少しマシかもしれません。株式の期待収益率は5%から7%程度と考えられます。ですから、期待される利益の3分の1とか4分の1程度の手数料を取られるということです。

まあ、それでも、手数料の高さを考えると、それでもハイリスク・ローリターンと言えるでしょうけどね。常識的に考えたら、こんな商品選ぶものではないですよね。

良い投資信託もあります

ここまで書いてきたように、投資信託の手数料が高いと言う問題は、私たちにとって重大なものです。でも大丈夫。この問題を回避することは可能です。

対処方法は簡単で、信託報酬が安い投資信託から選べば良いのです。

一つの方法は、インデックスファンドと呼ばれる、日経平均株価指数やNASDAQ などの内外の株式や債券指数に機械的に連動する投資信託を選ぶことです。

これらの投信は、平均的な投資信託よりも、手数料が安いことで知られています。人件費がかかりませんからね。

過去のパフォーマンスの比較でも、平均的な投資信託よりも、インデックスファンドは優れていることが確認されています。つまり、投資として上手くいく可能性が大きいのです。

ネット証券などを使うと積み立ても可能なので、インデックスファンドを使った長期的な積み立ても可能です。

もう一つの方法が、ETF と呼ばれる上場型の投資信託を使う方法です。ETF はインデックスファンドと比べても、さらに手数料が安いことで知られています。

ただ、ETF の場合は、積立が難しいという欠点もあります。一部の証券会社を使えば可能なことは可能なのですが、逆に手数料が高くついてしまうのです。

ということで、積立をするならインデックスファンドを利用し、積立が必要ないのならETF を使うというような使い分けで良いように思います。

人によっては、インデックスファンドで積立を行い、何に1回ETF を買うというような計画的な運用をしている人もいるようですね。

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