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貯蓄型の生保保険は最悪かも│ 国債が暴落したら現実的に何が困るのだろうか?


国債が暴落したら現実的に何が困るのだろうか? の続きです
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国債の暴落という点からすると、貯蓄型の生命保険は最悪の商品かもしれません。具体的には、2つ大きな問題があります。

一つは、貯蓄性の保険にとって、国債の暴落は不利に働くと言う問題です。もう一つは、国債の暴落で、保険会社倒産のリスクが高まると言う問題です。

それぞれどんな問題なのでしょうか。具体的に見てみましょう。

市場金利よりも安い金利で我慢しないといけない

貯蓄型の生命保険は変額と定額のものがあります。

定額と言うのは、運用の金利があらかじめ約束されており、市場金利が変動しても条件が変わらないと言う意味です。日本で販売されている貯蓄型の生命保険は、この定額タイプがほとんどです。定期預金とか多くの債券と同じように、固定金利の商品と考えて良いでしょう。

もう一方の変額というのは、運用によって増えたり減ったりする保険です。イメージとしては、投資信託と生命保険を組み合わせたものを考えると理解しやすいのではないでしょうか。

ところで、繰り返し書いていますが、国債が暴落するという事は市場金利は上がっているという事です。また、おそらく、インフレになっている事でしょう。

という事は、金利が据え置かれる固定金利の商品は大変に不利です。例えば、市場金利が10%まで上がり15%のインフレという状況で、金利が限りなく0に近い商品を持ち続けないといけないからです。

しかも、生命保険は一般に解約しにくい商品です。ですから、解約して違うところにお金を移す事も難しいわけです。

こうやって考えると、貯蓄型の生命保険は、かなり悪い選択であると思います。こういうケースでは、多少元本割れするのを承知の上で生命保険を解約し、インフレに対応できる金融商品を買わないといけません。株とかREIT などがそうですね。

でも、元本割れするというだけでなかなか決断ができないという人もいるでしょう。そういう人は、時間がたてばたつほど、資産を失っていくことになるのです。この状況は、最悪に近いですよね。

保険会社が倒産する可能性も考えないといけない

生命保険には、実は、もう一つ大きな問題があります。それは、国債が暴落すると、生命保険会社が倒産する可能性があるという点です。

実は、生命保険の運用は、日本国債中心に行われています。という事は、国債の価格が暴落すると、運用している資産を大幅に減らす可能性が高いわけです。

保険会社の倒産なんてことも、全くない話ではないでしょう。実際に、過去には生命保険会社が何社も倒産するなんて事態もありましたからね。

保険会社が倒産したら、当然ですが、当初の契約は守られません。戻ってくるお金が、大幅に減らされる可能性だって排除できません。

それほど大きい可能性ではりませんが、そんなこともあり得ます。

一応、生命保険には、契約者保護の仕組みがあります。保険契約者保護機構制度という仕組みがあり、最低限の契約者保護はされているのです。

しかしながらこの仕組みは、銀行の預金保険のように契約者を完全に守ってくれる仕組みではありません。満期保険金や解約返戻金が大きく減らされる可能性もあるのです。

どちらのケースも実際に起きたら大問題です

このどちらのケースも、実際におきたら大問題です。国債の暴落というのは、保険契約者にとっては絶対に避けたい災害というわけですね。

もっとも、生命保険なんかで資産運用をするのが間違っているのですけどね。はっきり言って、その時点で「勉強不足だなあ」と思ってしまいます。保険会社の人には怒られそうですが。

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