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万人向けの商品は無いって本当? マネー雑誌だからと言って、信頼し過ぎはダメ

マネー雑誌だからと言って、信頼し過ぎはダメの続きです。

最後に、記事のまとめの部分もよくわかりません。

「自分流の投資スタイルはすぐに見つかるものではありません。その人の資産の額、年齢、職業、家族構成、性格、リスクに対する許容度などによって異なります。これを買ったら万人にとって正解という投資商品はなく、だからこそ、つまみ食いが必要なのです」

なんだか、もっともらしい事が書いてあって、さらっと読んだら納得してしまう人もいるでしょう。

確かに、リスク許容度などが人によって違うのは書いてあるとおりです。
でも、そのほかの部分に関しては、首を傾げます。

例えば、「これを買ったら万人にとって正解という投資商品はなく」というのは嘘に近いです。
いくつかの商品は、万人にすすめることが出来るからです。

なぜかと言うと、そういう商品は類似のほかの商品と比べ、明らかに有利だったり、使い勝手がよかったりするのです。
具体的には、金利が高かったり、手数料が安かったり、流動性が高かったりする商品があるのです。

そういう商品を組み合わせてポートフォリオを組めば、万人向けのものが出来るでしょう。

もちろん人によって、それらの商品をどの程度の割合で持つかは違います。
ですから、一つの商品だけを買っておけば大丈夫というわけではありませんけどね。

まあ、他にも色々と指摘したいのですが、キリがないのでやめておきましょう。

何にしても、金融の分野に関しては、初心者向けの解説は疑ってかかる必要があります。
語っている人の能力が不足していたり、何かの意図を持って書かれている事が多いからです。

それが読み取れなければ、鴨にされるだけでしょう。

マネー雑誌といえど信頼ししぎるのは禁物

マネー雑誌を信頼して読んでいる人も多いでしょうが、信頼のしすぎはちょっと危険です。
その理由は2つあります。

一つは、今回書いたような、ちょっと問題がある記事があるからです。
知識が乏しいのか説明が下手なのか、あるいは他の理由があるからなのかは分かりませんが。

もう一つは、マネー雑誌は広告媒体であるというのも、注意して読まないといけない点です。

雑誌の収入は、雑誌の売上だけではありません。
広告収入も、売上のかなりの部分を占めるのです。

広告収入が重要な以上、広告主の商品を悪く書くのは難しいでしょう。
ということは、マネー誌というのは構造的に、金融商品を客観的に紹介するのが難しいのです。

良い記事もあるとは思うのですけどね。
信頼しすぎは危険だという事です。

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