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元本保証の金融商品で資産運用する場合の注意点

元本保証の金融商品で運用する場合、どんな点に注意したら良いのでしょうか。

当然、一番気になるのは金利ですよね。でも、それだけでは十分では無いようです。

解約のしやすさとか、金融機関の倒産についての準備も必要になってきそうです。

元本保証の金融商品ではどんな点に注意したら良いでしょう

世の中にはリスクを取るのが嫌いで、全ての財産を元本保証の金融商品で運用をしたいという人が少なくありません。全てではないにしても、かなりの部分を元本保証でと考えている人も多いでしょう。

さらに言うと、金融機関すら信頼できずに、タンス預金が一番信頼できると思っている人すらいるようですからね。さすがに、ここまでの人は少数でしょうけど。

そこで、このページでは、元本保証の金融商品としてどんなものを選べばいいか、どんな基準で選べばいいかを考えてみたいと思います。

元本保証の商品を選ぶときには、どんな点に注意すべきでしょうか。
ざっと挙げると、次のような点に注意する必要がありそうです。

  • 金利は良いのか?
  • 解約はしやすいのか?
  • 解約したときのペナルティはどうなっているか?
  • 金融機関の倒産に対して守られているのか?

金利は良いのか?

ある程度まとまった額を投資するのなら、少しでも金利が良い商品を選びたいものです。まあ、この点に関しては異論は無いでしょう。

そして、この点をアドバイスすることも無いでしょう。ほとんどの人が意識する点でしょうから。

とは言え、いまだにメガバンクの定期預金を新規にはじめる人もいるようです。
多少は、指摘しておく価値もありそうです。

メガバンクの定期預金にメリットなんて無い

率直に言って、メガバンクを使って預金するのは、あまり賢い選択ではありません。理由は簡単で、金利が低いからです。

メガバンクの定期預金の金利は、ネット銀行の普通預金の金利よりも低いようです。非常に不利な金融商品なのです。

良いですか、ネット銀行の定期預金との比較ではありませんよ。ネット銀行の普通預金と比べて金利が低いのです。

例えば、現金200万円で2年間の運用を考えているとして比較してみましょう。

これを書いている時点での、みずほ銀行の2年もの定期預金の金利は0.030%です。一方、ネット銀行である住信SBIネット銀行の普通預金の金利は、0.030%です。

つまり、2年間資金を固定するみずほ銀行の金利と、住信SBIネット銀行の普通預金の金利が変わらないのです。どちらの預金も預金保険1 によって保護されている以上、みずほ銀行の定期預金を選ぶ合理性はほとんどありません。

ちなみに、住信SBIネット銀行で200万円2年物の定期預金を作った場合、年0.247%の金利が付きます。何と、みずほ銀行の8倍の金利が付きます。

具体的な額で言うと、SBIネット銀行で200万円を2年間、定期預金で預けたら、1万円弱の利息はつきます。低金利の時代にしては、まずまずの利息といえるのではないでしょうか。

一方、みずほ銀行の定期の場合は、1,200円しか利息がつきません。この差は結構大きいと思います。

小さい金利差に踊らされるのも問題

上に書いたように、金利を意識するのは大事なことです。しかし、小さい金利差を気にしすぎるのも問題です。

例えば、年0.10%の金利のA銀行の預金と、年0.15%のB銀行の預金が有ったとします。この場合、当然ですが、B銀行の方が有利ですよね。

これは間違いありません。なにせ、金利が1.5倍も違うのですから。

でも、だからといって、A銀行の預金をB銀行に移すほどの価値はあるのでしょうか。さすがに、この程度の小さい金利だと、そこまでする必要は小さそうです。

例えばあなたの預金額が100万円だとします。1年につく利息は、A銀行なら1,000円、B銀行なら1,500円です。

1年で500円の差しか生まれないとしたら、わざわざB銀行に口座を作ってお金を動かす必要性は小さいでしょう。率直に言って、私は面倒な事が嫌いなので、この程度の差なら気にしません。

B銀行にお金を移すのにも、それなりに時間はかかりますしね。そう考えると、時間をかける分、損なのかもしれません。

変動金利の元本保証の金融商品もある

もう一つ考えてほしいのが、変動金利の元本保証の金融商品の利用を考えて見ることです。変動金利というのは、国債などの金利の上下にあわせて、その商品の金利も上下する商品のことです。

元本保証の金融商品に関しては、固定金利のものが多いようです。しかし、数は少ないですが変動金利の金融商品も存在します。

そして、金利が低い時期には変動金利の金融商品の方が便利です。なぜかというと、将来的に国債などの金利が上がったときに、金融商品の金利もあがるからです。

金利が上がったからと、別の金融商品に移し替える手間が省けるわけですね。それに、現在金利が低いのなら、将来的には下がる可能性よりも上る可能性の方が大きいでしょうしね。

変動金利型の元本保証の金融商品の中で、一番お勧めできるのは、個人向け国債の変動10年です。なんと言っても国の保証がありますしね。

この他に、貯蓄型の保険の中に、変動金利型の商品もあるようです。ただ、これはあまりおすすめできません。手数料が高かったり、解約し辛かったりという問題点があるのです。

変動10年の個人向け国債がお勧め

これらの基準で考えると、金利が低い時期には、変動10年の個人向け国債がおすすめです。

金利的には、同じ期間の定期預金よりも高いです。また、変動金利型ですから、将来的に新発国債2 の金利が上がったときに、この国債の金利も自動的にあがるからです。

ちなみに、個人向け国債は、SBI証券で買うとキャッシュバックがありお得です。

銀行預金の中から選ぶということでしたら、ネット銀行が良いでしょう。メガバンクなどと比べたら、遥かに金利が高いです。

また、積立て的な使い方もできるので、自動的にお金を貯めることも可能です。

解約はしやすいのか?ペナルティは?

金融商品を選ぶ時の基準に流動性というのがあります。流動性というのは、要するに、現金化のしやすさのことです。

例えば、銀行の普通預金なら、最近は祝日でも深夜でも現金化できます。引き出す金額からすると、かなり大きい手数料はかかりますけどね。

現金化できないのは、銀行がATM のメンテナンスをしているときくらいでしょう。あとは、某メガバンクのように、システム上のトラブルが起こっているときくらいです。

さて、流動性という観点で見ると、どんな事が言えるのでしょうか。さて次のページでは、元本保証の商品の中途解約について考えてみましょう。

金融機関が倒産しても大丈夫?

さて次のページでは、金融機関の倒産について考えてみましょう。

金融機関は、比較的倒産が少ない業種でしょう。金融庁のチェックもありますしね。

しかし、倒産するリスクはゼロではありません。実際、過去には、バブルの後始末の失敗で、かなりの数の金融機関が倒産しています。

元本保証の金融商品の多くは、金融機関が倒産しても大丈夫な事が多いです。保険などがあり、守られているのです。

しかし、金融機関が倒産したときには、大きく損をする商品も存在します。詳しくは、次のページで。


  1. 定期預金なら元本1,000万円とその利息までは保険により保護されています。つまり、銀行が倒産しても、お金が戻ってくるのです。 []
  2. 新しく発行される国債のことです。 []

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