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実質値と名目値の違いは何?

経済統計に関するニュースでは、「実質○○」や「名目○○」と言った値が紹介されている事が多いです。「実質GDP」とか「名目GDP」というのが有名ですね。

「実質○○」というのは「実質値」、「名目○○」というのは「名目値」とそれぞれ呼ばれます。この実質値と名目値の違いは何なのでしょうか。

名目値というのは、凄く簡単に言うと、実際の価格に基づいた値の事です。例えば、ある年のGDP を調べたら日本円で500兆円だったとします。この場合の名目GDP は500兆円となります。

そして、次の年のGDP を調べたら、510兆円だったとします。この場合の名目GDP は510兆円となります。そして、この年は名目GDP が2%増えているので、名目経済成長率は2%となります。

実質値とは

上と同じように、ある年の名目GDP が500兆円で、その翌年の名目GDP が510兆円だったとします。しかし物価が2%上昇していたとしましょう。

名目GDP が2%成長して、物価も2%成長したわけです。ということは、物価を考慮すると、GDP は増えていないことになります。仮に1年目の実質GDP を500兆円と仮定すると、2年目の実質GDP も500兆円となるわけです。

そして、1年目と2年目で実質GDP が変わりませんから、実質経済成長率は0%という事になります。GDP が前年と変わらないわけですから、当然ですよね。

実質で見ることが多いが

経済統計の分析をする場合、一般的には実質値を使うことが多いようです。とは言え、必ずしも実質値が使われるわけでは無いので、注意は必要でしょう。経済統計などがニュースで紹介されていた場合は、実質値なのか名目値なのかを意識して確認する習慣が必要でしょう。

率直に言って、ニュースを発信している側も、名目値なのか実質値なのか分からないで垂れ流している場合も多いんですよね。結構悩ましい問題です。

また、実質値を使った方が良いのか名目値を使った方が良いのかで、専門家でも意見が割れる場合もあります。

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