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郵政3社の株式を買った人たちは、その後儲けられたのか?

郵便局で勧められて定額貯金を解約して郵政3社の株を買った人たちは、その後儲ける事が出来たのでしょうか。実は、悲惨とまでは言いませんが、かなり残念な未来が待っていたようです。

そして、大事なのはこれからです。うっかり買ってしまった郵政3社の株は持ち続けるのが良いのでしょうか?

乗せられて買ってしまった郵政3社の株式のその後

郵政3社が上場するときに、郵便局の定額貯金を崩して購入を勧めているという話をご紹介したことがあります。その郵政3社の株を買った人はどうなったのでしょうか。ちょっと確認してみましょう。

まず、日本郵政ですが、Yahoo!ファイナンスのチャートを見ると一目瞭然です。青い線を見ると、上場価格から2割くらい下がっているのが分かるでしょう。

2年で2割は、なかなかの下げ幅です。

ちなみに、株価のパフォーマンスを調べる場合は、日経平均やTOPIX などと比較するのが基本です。今回の場合は赤い線がTOPIX です。TOPIX と比較しても、完全にパフォーマンスが悪いことが分かります。

TOPIX よりも良かったのは、上場後の数か月だけでしたね。

「ゆうちょ」も「かんぽ」も似たようなもの

ゆうちょ銀行もかんぽ生命も同様に確認してみましたが、どちらもTOPIX よりもかなりパフォーマンスが悪い状態でした。率直に言って、どちらも似たようなものという感じです。

もっとも、ゆうちょ生命とかんぽ銀行に関しては、アベノミクスが逆風だったという部分もあるのでしょうけどね。

銀行業界にとっては厳しい面もあるアベノミクス

ゆうちょ銀行に関して言うと、日銀が国債を買い取ってしまうために、国債での運用が難しい状況でした。売り切れで国債が買えなかったのです。

アベノミクスは全体にはプラスに働いている政策ですが、銀行業界に限って言うとマイナス面も大きいのです。

保険業界にとっては銀行以上に厳しいアベノミクス

かんぽ生命に関しても、銀行と同様、国債での運用が難しくなったという側面があります。国債で運用したくても、国債が買えない状態でした。

それに加えて、市場金利が下がると生命保険の保険料は上げないといけません。そこで保険を売りにくくなったという部分もあるでしょう。つまり、かんぽ生命は、ゆうちょ銀行以上に厳しい状態にあるわけです。

とは言え、アベノミクスは郵政3社の上場前からの政策ですからね。株価が下がった理由を、そこに求めるのは卑怯でしょう。

ゆうちょ銀行の定額貯金を崩した人はどうするべきだろう?

さて、郵便局員に乗せられてかどうかは知りませんが、郵政3社の株を買ってしまった人はどうすればいいのでしょうか。

率直に言って、今後株価が上がるかどうかを予想するのは簡単ではありません。

郵政3社の新規上場の時のように、明らかに高すぎる水準だと思えれば、ある程度は予想もできるのですけどね。現在は市場がつけている価格なので、業績やら経済環境次第という言い方しかできないのです。

ただ、本人が上昇を確信できないのだとしたら、そんな株は売ってしまう方が良いでしょう。もしかしたら、損失を確定するのが嫌だという人もいるのかもしれません。しかし、はっきり言って、いくらで買ったかというのは、それほど重要ではないのです。

というのも、現在市場がつけている株価が現在の株式の価値と考えるべきだからです。勝った時の値段で価値を判断するのは、単なるエゴでしかありません。

市場参加者たちにとっては、あなたがいくらで株式を買ったか何てどうでもいい話なんですよね。

ということで、もともと定額貯金などのサービスを取り崩して郵政3社の株を買った人は、さっさと売ってしまう事をお勧めします。そして、10年物の個人向け国債でも買うのが良いでしょう。あるいは、リスクを取っても良いと思うのなら、ETF でも買ってください。

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