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成長している企業のPERはどの程度が妥当なの?| 意外と使いづらい株価収益率(4)

株価収益率(PER)は株価が高いかどうかを判断するときに非常に便利な指標です。計算方法も簡単なのもうれしいですね。

ただPER には、単純に便利と言い切れない点もあります。その一つが、成長企業にはPER は使いづらいという点です。

例えば、今季の一株利益が100円と予想されている会社があったとしましょう。この会社の株価が3,000円だとすると、PER は30倍となります。

PER 30倍というのは、一般的には、かなり大きいと考えられています。ですから、PER が30倍な時点で、投資対象から外す人もいるでしょう。

ただ、この企業が毎年成長すると見込まれる場合、必ずしも株価が高すぎるとは言い切れないのです。むしろ、PER 30倍でもバーゲン価格である可能性すらあります。

この会社が成長していると仮定してみましょう

仮にこの会社が成長している企業だったとします。そして、その一株利益が、当面の間毎年30%成長すると予想されているとしましょう。

今回は一株利益が100円と想定してるので、今後は130円、169円、220円、286円と増えていきます。

例えば、一株利益220円でPER を計算すると、PER は14倍となります。となると、現在の株価は必ずしも高すぎると言えないかもしれません。

そして、この成長がしばらく続くのなら、PER は安すぎだったという評価にもなるでしょう。

成長を予想するのは難しい

でも、将来の成長なんて、現時点では予想でしかありませんよね。外れる可能性だって大きいのです。

もしかしたら、事業計画などから、規模が大きくなって売り上げが伸びるのは予想出来る事もあるのかもしれません。ただ、そんな場合でも、利益が増えるとは限りませんよね。

ここ数年調子が良い企業が、将来もっと儲けられているかもしれません。あるいは、逆に、赤字企業になっている可能性だってあるわけです。

となると、PER がいくつくらいだと妥当なのか、見当もつきませんよね。素人が判断するのは無謀すぎます。

ここまで極端ではなくても、PER はどのくらいが適正なのかは、判断が難しいところです。株式投資の入門書に書かれているように10倍だと安くて20倍だと高いなんて単純な話ではありません。

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