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利益の変動が大きい企業だとPERは使い物にならない| 意外と使いづらい株価収益率(2)

前のページで書いたように、赤字が予想される企業だと、PER は意味がありません。実はそれだけではなく、利益が不安定な企業や一時的な理由で今期の業績が予想が悪い企業にもPER は使えない指標と考えて良いでしょう。

企業の利益は意外と変動が大きい

一般に、企業の売上というのは、それほど大きな割合で変動するものではありません。前期で100億円の売り上げがあった企業が、今期になって突然50億円の売り上げに落ち込むような事はあまり無いのです。

M&Aや大きな不祥事でもあれば、この限りではありませんけどね。

しかし、利益に関してはその限りではありません。短期間に大きく変動することもあるのです。

例えば吉野家の売り上げは、次のように変動しています。

  • 2014年2月期:185,738百万円
  • 2015年2月期:180,032百万円(前期比:97.0%)
  • 2016年2月期:173,418百万円(前期比:96.3%)

連続で売り上げを落としていますが、変化率としては数パーセント程度です。

これに対して、営業利益は次のように変動しています。

  • 2014年2月期:1,613百万円
  • 2015年2月期:3,515百万円(前期比:217.9%)
  • 2016年2月期:2,179百万円(前期比:62.0%)

これを見ると分かるように、営業利益が2倍以上に増えたかと思えば、次の年には38%も減っているわけです。かなり不安定なのが分かると思います。

これで仮に、今季の利益が大きく増えるとしても、その数字を企業の実力だと信じることはできませんよね。翌期や翌々期に大きな減益があるかもしれませんし。

ですから、単純にPER だけを見て判断するのは危険すぎるのです。特に、利益の変動が大きい企業の場合は、役に立たないと言っても過言ではありません。

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