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金融商品は売買したいときに売買できないことも| 流動性リスクは意識しておく必要があります

金融商品に関するリスクの中には、流動性リスクと呼ばれるリスクがあります。流動性リスクというのは、簡単に言うと、現金化したいときに現金化できないという不確実性の事を言います。

小型株は売りたいときに売れないこともある

一例として、市場での取引が活発でない株式のことを考えてみましょう。一般的には、発行されている株数が少ない株式は、市場での取引も少ない傾向にあります。いわゆる小型株というやつですね。

こうした株式を市場で売却しようと思った場合、なかなか売買することはできません。そもそも取引自体が少ないので、売却する相手を見つけるのが難しいのです。

また、どうしても急いで売ろうという場合は、安い株価で売ることにもなりかねません。

金融においてリスクとは、不確実性のことをいいます。流動性が低いために売りたいタイミングで売れなかったり、実際の価値よりも低い株価で売却しないといけないという不確実性は、確かにリスクといって良いでしょう。

マーケット自体の問題で売買が出来ないことも

取引が少ない金融商品でなくても、流動性リスクが問題になることもあります。例えば、何らかの事情でマーケットが機能しなくなる場合などがそれに当たります。

最近では、中国の株式市場で、株式の売買が突然できなくなるというような事がありましたね。株式指数が大きく下がったために、市場じたいをとめてしまったのです。

こういったケースも流動性リスクのひとつと考えて良いでしょう。

また、自然災害や戦争などで売買できないようなケースも、流動性リスクの一例と考えて良いでしょう。

最初から売買が禁止されている場合は流動性リスクではない

ちなみに、最初から売買が禁止されている期間が存在する金融商品というのもあります。例えば、海外の定期預金だと、満期になるまで解約できないというものも珍しくありません。

こうした商品には、当然ですが、現金が欲しい時に現金化できないというリスクがあります。ただ、こうしたリスクは、流動性リスクとは別のものと考えた方が良いでしょう。

なぜかというと、上にも書いたように、金融のリスクというのは不確実性のことを指すからです。ということは、最初から取引自体ができなければ、不確実とは言えませんよね。

ですから、私たちの一般的な感覚からいえば金融商品を取引できないというのはリスクですが、金融的な意味ではリスクとは言えないわけです。

機関投資家にとっては大きな問題

流動性リスクは、個人投資家以上に機関投資家にとって大きな問題です。期間投資家は売買する額が大きいので、取引相手を見つけることが難しいケースもあるのです。

例えば、運用資産が1兆円を超えるような規模の投資信託の場合、小型株は投資対象として組み込みづらいものです。なぜかというと、いざ現金化しようと思ったときに、取引相手を見つけることが出来ないからです。

ですから、個人投資家にとっては問題にならないような株式でも、機関投資家にとっては流動性リスクを考えて避けざるを得ないケースもあるのです。また、取引額が大きいと、その取引自体が株価を下げてしまうというデメリットもあります。


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