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毎月分配型の投資信託を規制へ

毎月分配型と呼ばれる投資信託に対して、規制が厳しくする方針のようです。

個人的には、金融商品をあまり規制しすぎるのは好きではありません。
ただ、この商品に関しては、規制の強化は賛成です。

まあ、国会で法案が通るのかどうかわかりませんけどね。
今の段階では。

■ 投資信託:高リスク商品規制へ 金融庁、法見直し1

毎月分配型の投資信託とは

毎月分配型の投資信託というのは、その名の通り、毎月分配金が出る投資信託です。

分配金と言うのは、投資信託の運用資金を投資家に還元する仕組みの事を言います。
運用資金を取り崩して、投資家の口座に振り込むわけです。

毎月分配型の投資信託の場合は、この分配金が毎月支払われます。

ちなみに、毎月分配金が支払われるタイプのほかに、半年ごとや一年ごとに分配金が支払われる投資信託があります。
また、分配金の支払われない投資信託もあります。

毎月分配型の何が問題か

定期的にお金が支払われる事から、分配金を銀行の金利のようなものだと考えている人も多いようです。
実際、銀行のセールスでは、分配金を「お利息」と言い換えて営業トークをする事もあるようです。

「お利息」と呼びかけることで、見込み客の警戒感を減らしたいのでしょうね。
分配金と言うよりも利息と言ったほうが低リスクなイメージを与えます。

しかし、分配金は利息とは全く性格が異なるものです。
しょせんは運用資金を取り崩して支払っているに過ぎないからですから。

投資信託の運用資金として提供した自分のお金が、定期的に払い戻されるだけの事なのです。

さらに問題な事に、運用がうまく行かず元本割れをしていても分配金が支払われ続けるケースもあります。
元本割れをしてまで資金を還元するなんて、まったくもって本末転倒ですよね。

毎月分配型の投資信託を購入する人には、投資経験が浅い人も多いようです。
そういう人の中には、おそらく、元本割れを起こしても分配するという事実を分かっていないでしょう。

ですから、今回の規制強化の流れは妥当なものだと思います。

毎月分配型は分配金を作る為にリスクを大きく取りすぎる事も

上に書いたように、分配金は利息のようなものだと理解している人も多いようです。

人の感覚としては、当然、利息は大きいほうがいいと考えます。
ですから、分配金が大きい投資信託に人気が集まるようです。

しかし、分配金を増やすには、その分運用益を稼がないといけません。
運用益を稼ぐ為に何をするかというと、大きいリスクを取る必要があります。

ということは、上に書いたように利息と言う低リスクのイメージを与えつつ、リスクの高い投資信託を販売する事になります。
そのイメージが正しく伝わらないのは投資家にとって不利益です。

その意味でも、規制強化は妥当なものに思えます。

金融機関の反対もあるかも

ただ、今回の規制強化には、金融機関は強く反発するかもしれません。
特に、銀行の反発が強いように思います。

なぜかと言うと、銀行にとって毎月分配型の投資信託は主力商品になっているからです。
分配金を「お利息」と言い換えることで、ずいぶん販売しやすくなっているようなのです。

だから、ふたを開けてみたら、骨抜きになっていたなんて事もあるかもしれません。

  1. http://mainichi.jp/select/biz/news/20120128k0000m020119000c.html []

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