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投資格言・相場格言の類の中でも極め付けに説得力がない干支に関する格言

投資の世界には、様々な格言が存在します。次の格言が一番有名かなあ。

  • 人の行く裏に道あり花の山

表現が難しいので何を言っているのか分かりにくいかもしれません。要するに人と同じ事をしては駄目で、投資では人と違うことをしなさいという教えですね。極論をすると、逆張り専門の方が儲かるといっているようにも思います。

株価が安いときに買って、株価が高いときに売るのが株式投資の基本です。ところで、株価が安い時って、みんなが株を売っているときですよね。その反対に、株価が高い時って、みんなが株を買っているときです。ということは、人が株を買うときに売って、人が株を買うときに売るのが儲けるコツだったりするわけです。そういう意味でも、正しい教えといえる部分はありそうです。

まあ、個人的には、常に有益な格言では無いとも思うのですけど。

干支に関する格言もある

さて、相場の格言には干支に関するものもあります。毎年の年初めにはテレビの経済ニュースなどで紹介される事も多いですよね。

ちなみに、未年の格言には、「未辛抱(ひつじしんぼう)」というのがあるそうです。短い格言ですね。どういう意味かというと、株価は一進一退で、耐え忍ぶ一年になるということなのだとか。1

一進一退と言うことは、必ずしも悪くは無いということなのでしょうか。何にしても、すごくいいわけでは無さそうですよね。

干支の格言は流石に無茶があると思う

格言というのは、それなりに根拠があるものもあれば、全くの出鱈目なものもあります。干支に関する格言は、おそらく、出鱈目な方でしょうね。

そもそも、干支が格言として意味を持つには、相場には12年周期の大きな動きがないといけません。そうでないと、12年に1度の相場を予想することなんて出来ません。

もちろん、完璧なものでなくてもいいのだとは思います。「こんな傾向がある」というものが統計的に証明出来ればいいのですけどね。おそらく、そんなものは無いでしょう。

というのも、干支の12年周期というのは私たちが勝手に押し付けたルールだからです。相場を見ていて周期性を発見できたサイクルではありません。12年という周期を勝手に決め、それを見て後付でルールを無理やり解釈したものが干支格言なのす。

無粋だと思われる方もいらっしゃるかも

こんな事を書くと、無粋だといわれてしまうのかもしれませんね。誰もが意味がないと思った上で、話のネタとして干支の格言を出してきているのかもしれないですよね。

しかし、それにしても、ちょっと酷いなあと思うのです。


  1. <東証>15年は相場格言で「未辛抱」一進一退の耐え忍ぶ年(毎日新聞)2015年1月5日 []

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